4年の作文の中身。

作文は3週目に入り、
15作品目を書き終えたところ。

4年生の作文を見ていると、
本当に一週間一週間、
目まぐるしく色々なことを
考えているんだな、とか、
色々な経験をしているんだな、とか、
何も聞かなければ気づかないような
ことにたくさん気付かされます。

よくお出かけしているんだな、とか、
毎週家族で楽しい時間を
過ごしているんだな、とか、
友だちと遊んでこんなことが
楽しかったんだな、とか。
知らなかった世界は、
各々の心の中に広がっているんですね。


まあ、個人情報もあるので
内容については差し控えるものの、
今回、夏休みを経てぐっと
国語が伸びた子の作文は、
何か光るものがありました。

なんというか、内面世界が独特で、
モノの見方が面白い。


作文の始めたては、
なかなかうちなる感情を
自分の言葉で表現するのが
難しい子が多かったのですが、
段々と文を通して解放できるようになり、
それが私に感じられるように
なってきました。


言葉とは、人間の最大の武器です。
言葉を通して、人は考えや想いを
表現してゆくのです。

だから、言葉を操る力は
とても大切なものですが、
それらやはり、書くことから
始まるのではないかと
思っています。


そして、文章読解は他者の考えを
理解し、代弁する一段上の表現が
必要となりますが、前提としてやはり、
自分で言葉を操るほど書いた
経験が必要です。

やはり、この学年に作文を
与えて正解でした。

記述力に明らかな向上が
見られる子もちらほら
出てきていますね。


今週も楽しみにしています。

kojinkai

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