段落要約の指導。

中2は、国語が極めて弱い子もいて、
特殊なトレーニングをしてます。

現在は、抽象化や名詞化の
トレーニングがメインで、
本日は段落要約です。

テキストは小4のもの。
文章自体がやさしい方が
テクニックが可視化されやすいです。

やはり、国語を解くときに
何を考えているのかは、
一人一人添削してみて
初めて分かりますし、
特に段落要約、せいぜい6行から
10行のものを3行以内に
まとめるくらいの内容ですが、
出来ない子はいつも、
意味よりも字数という、
表面的なものばかり追い求め、
決して頭を使っては
いないのだろうと確信します。
あるいは、頭の使い方が
分からないのだろうな、と。

基本は具体例も通して何回も
同じこと言ってるだけで、
最も抽象的なことを言っている
文に集約される、というのが
基本なのですが、そもそも
同じことを言っている、ということに
気付いていない重度の苦手ジャンキーが
多数いるようです。

点数にムラがある子ほど、
不思議と段落要約の精度は落ちます。

筆者の意図が掴めないまま
適当に表面的に文字を
追っているのでしょう。

そのままでは、決して
国語は上手くなりません。

夏休み明けてからも、
毎週1段落ずつ要約する
トレーニングを入れても
いいかなと思い始めました。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ