小さな子のラブレター。

ご存知の方も多いですが、
私は週1で幼稚園に出向き、
年長さんの指導をさせて
いただいています。

指導目的は、遊びの多元化。
数量認識、平面、空間認識、
抽象化、ルール思考、といった、
多面的な領域を鍛えることにより、
遊びの質を向上させる、
のいうものです。

「受験指導ではなく、
お願いしたい。」

という園長の言葉に感銘を受け、
もう10年近く携わっています。


そう、私は年長から高校3年までの
幅広い世代の成長をずっと
毎年追いかけているのです。


だから、この時期に変化がある、
この企画を経て成長する、というような、
年間カリキュラムを超えて、
子どもの発達を考察できる
特殊な仕事をさせていただいて
いるのです。

おそらく一人の講師でここまで
幅広くやっているケースは
かなり珍しいと思います。


それはさておき、
今日はこっそり
「先生、これ読んで。」
という子がいまして、
私は、恥ずかしいかなと
思ったので
「後で読むね。」
と言ったら、
「今読んで!」と怒られて
しまいまして。笑
その辺の感覚難しいなあと
思いながら紙を開いたら、

おかむらせんせえらいすき

と書いてありました。



なんだこのかわいいラブレターは。笑

覚えたばかりのひらがな、
音と字が微妙に合わない感覚、
でも、一生懸命伝えようと
書いてくれたんだよなあと、
しみじみ感動しました。


こんなに小さいのに、
一生懸命考えて、
ああでもないこうでもないと
試行錯誤する、幼稚園児といえども、
その集中力は時に小学生にも
匹敵します。


日々の成長は、幼い子は特に
すさまじく、
次に大きく成長するのは4年〜6年の間の
過渡期になります。

特に5年生ですね。
ここには何かあるといつも
確信しています。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ