幼稚園児は新年に入り、
本格的に小学校準備を
スタートしてゆきます。
教科的なものもありますが、
上記のような物以外にも、
空間認識を高めたり、
ワーキングメモリを鍛えたりする
トレーニングも入ります。
そして、今日のラストの難問はこちら。
これ、大人が解いても
5分以上かかったり、
場合によっては解けないことも
あるレベルのものです。
今日70人ほど解きましたが、
時間内に
通過した子は8人ほどでした。
「あれ?やったー!なんか
適当にやってたらできた!」
その、適当に、という言葉は
考察の余地があります。
この問題は、適当にやっても
絶対にできません。
試行錯誤、条件整理、
いろんな側面の能力が求められます。
消しゴムのカスの量、
穴が空きそうなプリントを見れば、
その努力量がすぐに分かります。
圧倒的運動量でした。
普段ワークができる子で、
解けなかった子は癇癪を
起こしたりする子も1人2人
いたようですが、
本当に時々は、そういう経験も
大切ですし、それでも挑み続けて
達成できたという経験が、
大きな自信につながることも
沢山あります。
先生方も本当に子どものフォローが
上手で、ワークの指導な時間が
終わった後、午後の時間で
一緒に粘り強く
取り組んでくれているようです。
きっと次につながるフォローを
してくださっています。
そういう先生方がいるからこそ、
私も安心して、状況判断で
難問にもチャレンジさせて
あげられるのです。
愛の泉の今の年長さんの先生は
本当精鋭が集まっていると思います。
見てお分かりと思いますが、
幼稚園児の力ははっきり言って
大人が限定するものではなく、
レベルバランスを考えることは
重要ですが、時々こんな難問を
吹っかけることもありますし、
現実的に突破してくる子も
いるのが驚きなんですよね。
「なんかすごい、
分かんないけど楽しかった、、、」
解けた子の感想には
笑ってしまいました。
目まぐるしい思考、
何やってんのかわかんなくなるほど
繰り返された痕跡、その果てに
導いた一つの解。
幼稚園児は本当面白いです。
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