2022.03.26 01:00一番時間のかかる授業。いろんな学年の授業準備の中で、最も時間がかかっているのは小5地理の今の授業です。一回の資料作りに対してかかる時間は3時間以上。情報を選ばなければそこまで時間はかかりませんが、自分なりに解釈して、なぜその地名は選ばれているのか?一つ一つ調べ上げるのに膨大な時間を費やします。今日はお休みでしたが、昼から夕方はずっと資料作りしてました。明日の指導がよくなればいいな、と。次に時間がかかるのは、6年生の中世〜近代史です。ここも、学年によってどれくらい詳しく指導するか実力を見ながら判断します。毎年少しずつマイナーチェンジしながら指導しますが、それもまた醍醐味の一つです。
2022.03.26 01:00「あいつは勉強好きなんですよ。」新6年生は算数は総合演習。ある子が到着するなり、「ここは全部解いてきました。」と。兄弟姉妹は全て私が見てきてますが、その末っ子の子でした。お兄ちゃんはその子のことをこのように評価していました。「あいつは、勉強好きなんですよ。」と。この学年、みんなそろって研究家で、休み時間の大富豪ですら研究します。コロナ禍でマスクがほとんど義務化されましたが、「表情が読まれないからいい」とそんなことも言ってました。笑何をするにもガチです。笑話はそれましたが、この辺はやっといたらいいよって言葉がすんなり受け入れられ、当然のように日常学習に勤しむ模範的学年です。しかし、まだもうひと押しいります。完全に使いこなせる次元までやり込むピンポイントの解き直し。真面目なのですが、もう...
2022.03.26 01:00新4年生顔合わせ。本日は春季講座第1回。低学年講座で顔をあまり合わせることのなかった子たちが揃って顔合わせをしました。授業の進行のあり方の説明、教材の説明、など、今日は盛りだくさん。実際に課題となる問題集も解いてもらい、レベル感もチェックしてもらいました。今、上の学年のできる子たちもほとんどがこの基礎作りの期間を経験しており、簡単な内容のうちに学習習慣を形成してきました。4年1学期の大半はそこに主眼を置いております。ちなみに、休み時間はアイスブレイクを目的に大富豪をしました。うちの休み時間の伝統的な遊びの一つです。10分休みでサクッと消化するにはゲーム時間がぴったりで。べったり仲良くなることは私は望んでません。なかよくなりすぎそうならば競争させる環境を作ります。あるいは...
2022.03.20 01:00ハイレベルな因数分解へ。高校準備講座は、ハイレベルな因数分解に突入しています。進学校でも上位校しか扱わないようなレベルの問題まできっちり扱い、学校に合わせるのではなく問題集が求めるレベルにきちんと合わせて学ぶ大切さを教えてゆきます。高校以降は、学校側がカリキュラム難易度を決定してきますが、上を目指したいならば自分で難易度管理をできるようになりたいもの。そのためには、平日にもきちんと自分のための研鑽を積んでゆく時間が必要不可欠です。なぜか、自分の基準を下げて、学校はこうだから、周りはこうだから、と自分の次元を下がるかも少なくありません。圧倒的に支配しにゆきましょう。
2022.03.19 01:00増加量の概念。中1は、一次関数の立式方法について学んでゆきました。今回は、2点を利用した一次関数の立式をメインに。目標の話をしておきますと、例えば整数同士の座標であれば、暗算で変化の割合を求められるほど理解が確立している状態、また、切片という概念がきちんと使えるレベルで理科できている状態、ここを目指してます。これからは、たとえばx切片とy切片が与えられたら秒で立式できたり、傾きと座標が与えられている時、y切片の位置を予想できたり、代数的に、というよりかは、幾何的に一次関数が理解できることを目指してゆきます。その鍵を握るのは、増加量の概念です。完全に自由に使いこなすまで、しつこく小テストと解説を繰り返します。頭がかたい子がいれば、解法の修正を強制もします。既存の方法か...
2022.03.19 01:00半径不明の扇形の解法。今回の改訂版の予習シリーズは、半径不明の扇形の問題の比率が結構増えました。半径自体はわからなくとも、半径×半径の積は分かるので、それを求めて扇形を求積する方法です。
2022.03.18 01:00総合回演習。4年生は第5回の総合演習へ。これまで習得してきたことの確認を行います。まだ自力で思考できてない難問もありますが、春休み初回の演習を経て、そういったものまで、どうやって自力で習得してゆくかをテーマに指導をしてゆきます。私の指導テーマは、生徒も指導者も保護者さんも楽になること。つまり、子どもが自分である程度のことを解決でき、解決することを楽しいと思ってもらえる研究環境を確立することです。これが成り立たないと、学習に関わる全員がストレスを抱え続けるので、できるだけそのような状況を緩和してゆくための方法を子どもたちと共に身につけてゆくのが長期休みの一つのテーマとなってます。今のまんまだと、多分総合テストの平均点は70点ほどにとどまりますが、ここからは保護者さん...
2022.03.18 01:00折り返しによる合同と相似。図形を折り返すと、合同と相似が次次と表れます。このような問題は、中学入試時にも解きました。懐かしいな、と言いながらみんなで挑んでゆきました。そう、懐かしいのです。あの頃も全力でたくさんの問題に挑んできましたが、それを数年越しに改めて体験し、内容が少し深くなっているだけ。むしろ、使える道具が増えて昔より簡単になったくらいです。学習につながりを感じられる状態が、ベストの学習状況です。
2022.03.18 01:00速さという概念。単位量、特に速さの領域は、目には見えない量を扱うので、苦手な子にとっては特に難しく感じる領域です。研究によれば、きはじ、のような解法を使わなければ解けない層はかなりの数いて、量と文字式の関係を具に理解できない子は半数以上を占めるそうです。中学入試時は、決して、きはじ、のような解法では教えません。量として認知することを目標にして教えており、できるだけ多くの子にその指導の成果が届いてほしいからです。一方、どうしてもそのような量を認識できない子もいます。7割くらいはそうらしいです。化学なんかは、mol計算をはじめとしてかなりのところ単位量の計算を中心としますし、物理も同様です。単位量が明確に認識されてなくて、化学や物理計算は成立しないのです。解法がいかに暗記...
2022.03.17 01:00円の回転。5年は、円の回転移動へ。この単元、昨年までのテキストでは5年下のラストの方にあったもの。改訂版から、5年上の9単元目に移動してました。この辺りに配置されてるのはベストすぎます。割合を量として認識する上でも、円を忘れないうちにがんがん深める意味でも、色々な面でこの改訂はよかったと思いました。そして、今日もしっかり内容を理解して帰ることができました。
2022.03.17 01:00高校入門講座。先週土曜日より、高校入門講座がスタート。春休みまで5名をお預かりし、残りの期間に私ができることを施してゆきます。英語は、文構造や、句と節の働きなどを中心に、文章を文法的に分解できるように指導をスタート。これ、思いの外後に生きてきます。基本的には学校からの課題もあるので、英語はここを分かって、教科書の解析が自分で行えるのならばokかと。数学は、展開が終わり、因数分解の途中まで進みました。土曜日は、降べきの順の整理、共通因数、たすきがけ、などが総合的に混ざる因数分解にまで手を伸ばしてゆきます。そして、三乗の公式を利用した因数分解まで。受験終わったからといって手抜きは全然してません。むしろ、引導を渡すくらいの気持ちでやってます。これから長い3年間を経て、大学...
2022.03.16 01:00be動詞と一般動詞。中1は、中1内容の最終的な完成に向けて、本日は過去形、過去進行形、前置詞など、総合的な演習をしてゆきました。が。やればやるほど、身についてない事柄がどんどん発見されて、ほとんど一から全体を修正する、というのが、学年末試験が終わってからの動きでした。代名詞系はかなりクリアしましたが、今回は、進行形が意外に穴であり、be動詞を助動詞とし、現在分詞を動詞とする現在進行形や過去進行形が思った以上にできていないことが明らかになりました。小6の準備講座でも口酸っぱくその違いについて教えていますが、やはりこの違いの理解は鬼門です。前々から言ってますが、悪くはないのです。しかし、満点を取れない。理由は、探れば枚挙に暇がなく、一つ一つ、丁寧に解決するほかないわけです。今...