「なぜこの子はこんなにも
楽しく勉強するのだろうか?」
このような才能を持つ子が
毎年必ず数人ずついます。
必ずしも全員がそうならないのが
もどかしいのですが、それは
やる気がないからではなく、
行動が先行しないからです。
行動を起こし、自分の変化を
感じられるようになると、
必ず良い方向に心が
向くようになります。
以前からなんどもブログで
取り上げていますが、
やる気が出るのを待つ、というのは
ほとんど意味のない行為です。
単に行動するだけでも足りません。
何が分かったか、どう変化したか、
言語化できなければなりません。
是非勉強後の子どもさんに
問いかけてみてください。
何か新しい発見はあったか、
何か新しく身につけられたことは
あったか。
放っておいて伸びるような子どもは
本当に奇特な存在です。
ほとんどの子は、自分の勉強について
価値付けできていないので、
自分の行動に意味を持たせられにくい
状態でふわふわしています。
言葉によって、人は意味を得ます。
言葉によって、人は自分自身を
価値付けしてゆきます。
何かを教えたくなる気持ちも
もちろんあるとは思いますが、
何より子どもさんの自立を
促すためには、
ちょうど良いテキスト、
毎日の学習習慣、
価値付けるための言語化、
などが、必要になります。
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