先週、「必ずこの5題を
数字を変えて出します。
よく研究して満点に
仕上げられるように。」
と言葉をかけて中2の子たちを
帰しましたが、満点0名。
一瞬脳内がざわざわっと
苛立ちましたが、静かにそれを
鎮めながら、改めて悟りました。
ああ、そうか。
まあ確かに、と。
なぜ、この学年に1位を取る子が
いないのか?ということが、
そのまま露呈していたように思います。
この、たった五題ですら
満点にならないのだから、
定期テストで1位を取るような点数を
獲得することはできません。
何度も申し上げていますが、
人の能力値にはそれほど
大きな差はありません。
根本的に、何に関心があるか、
どこまで突き詰められるか、
といった、習慣的な行動、
考え方の面に課題があることが
ほとんどなのです。
さて、先日やった模試の結果も出ました。
西高A判定ラインを軽く超えてくる
子もだんだん出てきていたり、
偏差値がきちんと高くなっていたり
する子が増えてきていて。
実は今回の模試は結構全国平均点も
低めであり、点数が低くて
落ち込んでた子もいましたが、
成績が上がってた子が
ほとんどだったんですよね。
ただ、ひとつ気になっていたのは
やはり英語です。
全国平均は50点を割っており、
難し目の試験だったのかなとは
思いましたが、それでも、
もっと取れても良い試験内容でした。
ゆえに、ここをブレイクするために
私の求める水準はここだ、という
問題集を用意し、点数ごとに
取り組むべきテキストを区分し、
練習させてゆくことにしました。
難関高受験レベルの教材を
高得点帯の子たちには与えています。
点数70点未満の子達には、
重点学習のテキストを与え、
基本を徹底反復させます。
タイトルにも書きましたが、
やはり、簡単にミスを許す子は
今後は伸び悩み、受験期も
大変な苦労を強いられます。
こんこんと生徒たちに諭し、
どれほど反応して努力してくれるかは
分かりませんが、とりあえずは
春の総合模試に向けて
中1から中2までの全範囲について、
綺麗に仕上げてゆく1ヶ月半余りと
なって欲しいと思っています。
特に英語、数学、国語。
私個人はこの3科の出来は
受験段階での総合点を
左右する教科だと思っていますし、
時間がかかる、日常的な研究が
いる教科だと思っています。
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