興味関心という尺度。

やっぱり、成績いい子は
めんどくさいめんどくさいと
言いながらも、日常的に
学習にかかる時間はコンスタントに
とっています。

そして、いざやり始めると
のめり込み方がすごく、
理解するまで手を止めません。

というのは、今日理解できなくても
明日にきちんと持ち越して
効率的にやる、という視点が
きちんと身についています。

できないことには、向き合い考える
回数が必ず必要になりますが、
下手な子は、一日で解決しようとして
無駄に長い時間を取り、その翌日に
振り返りもせず次の内容だけをします。
昨日が今日に、今日が明日にと
有機的に結びついた方法を
とれていないわけです。
で、結局直前に無理やり暗記しようと
するわけですが、長い時間かけた割に
成果が上がらないという負のループを
生んでいることがほとんどです。

学習における作戦、基本戦法は、
とにかく頻度を増やしていくこと。
毎日コンスタントに机に向かい、
回数を稼ぐことですが、
分からないことばかりに無駄に
時間を使い続けるのは愚策です。

「持ち越して思考し直す、
あるいは覚え直す」という
発想がない学習に展開性は
ありません。

なかなか覚えられないものがあれば、
読み物を音読する、3回黙読する、など、
それを3日4日と繰り返してのちに
演習してみるべきです。

いきなり問題演習を始めても、
よく分かってもいないのに
答えを覚えてしまうだけで、
読みの浅さは必ず応用問題にて
綻びを生じさせます。

人は寝ている間に脳内の整理を行います。
毎日毎日向き合うと、昨日とは違う
見え方があり、それが必ず学習に
生きてきます。

それが、感情に左右されない、
真の関心を生むと確信しています。

気分で学ぶ子は信用できません。
毎日の自分の変化を楽しめるように
なって、初めて手放しに生徒を
信頼できるようになります。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ