細部を詰める夏。

テキストを解いていく時に、
1問や2問間違う、解説を見る、
納得する、次に行く、
というプロセスの中で、
再現性が微妙なまま
進んできた子も多い。

特に、中1と中2は、英語。

今日も、1学期序盤の内容から
振り返っていたが、
aren'tが、are'ntと
なっている子もいた。

絶対間違っちゃいけない
レベルの問題がある、というか、
中1のテキストは、正直
いつどのページを解いても
満点にならないような
文法力では、先が思いやられる。

夏休みは、鬼のように反復練習をする。
1問もミスらないための練習をする。

今から2ヶ月半、
80日ほど、毎日英文法に
取り組み、極めて完成度の高い
状態に仕上げてゆく。

英語を一番得意な教科に引き上げる。


正直夏休みだけでは、
たった30日ほどの練習では、
足りないことが多い。
夏休みだけ頑張ろうとか
思わない方がいい。
夏休みはあくまでも、
日常学習の延長であり、
日常学習の練度を高めて
ミスらない、当たり前の
解答力を作ってゆくための期間。


英語は、何もかもわかる、
過去に習った形から、
新しく習う文法の構造を
類推できるくらいの
力がつくまでトレーニングを
してゆきたい。


さて、英語ばかり、になりそうな
夏休みだけれども、1問も逃さず
繰り返し練習して落とし込む
演習は、他教科にも影響を
与えてゆくので、
1教科を極めるやり方を
身につけて、他の教科への向き合い方を
鍛える、というのも、一つの狙い。


ちなみに、夏休みは国語もやる。
これは、中1から中3まで共通。
使用するのは、中学入試の
名門校の過去問を検討している。

なぜか?

文章はそんなに難しくないが、
技術的に難しい、という問題が多いから。

テクニックを学ばせるには
文章も技術も難しいものを
使うのは御法度だから。

技術があってこそ、
読解難易度が上がっても
同じように思考できるのであって、
技術もないのに読解難易度が
高いものを解かせても一緒。

また、易しすぎる問題を解かせても
一向に力は育たない。

そういう意味では、弘学館の国語。
使い勝手がかなりいい。
部分的に使用してゆく予定。

中学入試時は、他の教科より
易しめなので目立たないけど、
問題に使用されている技術は、
中学生に身につけてほしい技術が
バランスよく配置されていて、
完成度が高いと思っている。


話はそれたけど、
繰り返しの上に、完成度への意識を
乗せてゆく、という夏にしたい。
今年もやはり英語が主体となる。

得意な子も、身につき方は
微妙だから、だからこそ、
本当に得意な教科に
高めてほしいと思う。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ