論外なケース。

私は、テスト前に、定期で
学校問題集は自主的に取り組み、
なんなら解き直しや
まとめ直しまでやる、
ということを常々生徒に説き、
テスト前にはほとんど終わっている、
不理解なところ、未習熟なところが
可視化されている
状態であることを当然視してます。

普段から、学校の問題集は、
テスト前に指示がある以外にも
段々と習ったところを振り返る
癖をつけるように、と
言い聞かせてありますが、
成績が上がらない子は
100%、言ったことしかしませんし、
なんならギリギリにしか
取り組みません。
一生懸命やっているように見えて、
後手に回っているだけの
自転車操業的な学習に
終始しています。

分からない、というのは
別に悪いことではありませんが、
分からないことをどうするか?
という前提にも立っていない
学習者には、何のフォローも
しようがありません。

応急処置的にやり方をその場で
教え、そこで出来たとしても、
結局本番ではミスを連発する。
当たり前のことです。
練度が圧倒的に異なるのですから。


成績を上げる、というのは、
何を教えてもらうか、というよりも、
普段、何を考えて行動しているか、
ということに起因します。

ぼけっと毎日生きて、
その時やっておくべきことにも
取り組めていないならば、
それは教える以前の問題であり、
論外と言えます。

早急に自分の行動様式を見直し、
毎日の時間に学習を定期で
位置付ける必要があります。


さて、このような力を測定するための
指標は何か?漢字テストや
英単語テストなんです。

これが満点にならない中学生は、
大体他教科も破綻してます。
逆に、成績が上昇基調に転じるケースは
小テストが連続満点で決まるようになる、
そんなタイミングから始まります。


部分が緩いから、全体が緩い。
骨格を固める、というのは、
基本の暗記から始まるのです。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ