吉田松陰の享年。

吉田松陰は、29歳という若さで
亡くなりました。

彼といえば、伝説の塾長の1人です。

色々調べる中で最近亡くなった年を
知ったのですが、かなり若くして
時代のエースを育てたのだな、と。

年代が近いと、伝わるものも
多かったのかもしれません。
身の回りにも、憧れの
師匠を語る人がいますが、
私も、歴史に刻まれることはなくとも、
子どもたちの記憶に残り続ける
指導者であり続けたいなと
彼のエピソードを学ぶたびに
思うところがあります。

中2は本当に真面目な子が多くて、
成績も基本的に上げ続けてますが、
まだ、形骸的な知識が蓄積されて
いるにすぎず、
根本的に、知って感動する、
分かるまで粘って向き合って、
分かって感動する、というような
機会が少ないかもしれません。

なぜなのか、を問うことが
根本的な学問のあり方です。
そういう意味で、何回も書くというのも
向き合い続ける時間を増やす意味で
重要なのですが、意味を見出し、
理屈づけたり、共通点や差異を
見出したりすることの方が
よっぽど重要で、そのために、
その気付きのために学んでいる
意識を持てたらいいなと思います。

同じことをさせられていても、
それを通してなにを考えたかにより、
パフォーマンスも変わります。

悪い指導というのはほとんどなく、
受け取り手の感性によって、
努力のあり方によって、
いかようにも変化しえます。

もちろん下手くそすぎてやばい
指導もありますが、基本的には
勉強は自分のためにあるべきで、
自分本位にやるべきで、
誰かのせいにするものではない。

指導者、学習環境は選べる時代。
佐賀は選択肢は少ないながら、
よりマシな指導、より良い指導、を
とりあえずは自発的に選べるような
環境はギリギリあるといえます。

得るためには投資をすればいいし、
そこに価値が見出せないなら
環境面は妥協しながらも
自分でやりぬく意志があればいい。

大切なのはいつも、
自分がどうあるべきか?
自分はこのままでいいのか?
と、問う気持ちなのかなと思います。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ