新中1の予習講座も大詰めにさしかかっています。正負の数の計算は一通り終えて、あとは練習問題、実力問題を再度解いておきたいところだけど概ね完成しました。どの学年もそうですが、学年のスタートアップの計算の領域は、絶対に反復学習を怠ることができません。ここでの出来が結構1年間を占いますので、是非ともできると思っていても、より速く、より正確に、式を何度も縦に並べて、1行1行に意味を持たせながら、精密な計算を心がけてほしいものです。計算のショートカットは、間の計算を頭の中で考えるということによって求めるものでなく、工夫によって求めるものです。だから、途中式を書かないということはただの怠惰であり、それによって高い能力があるという判断には全くなりません。正答しない方法に意味はないのです。それを素直に理解できるならば、そのあとの領域でつまずくことは皆無でしょう。
力を入れていた英語は、もう教科書のどこを調べていけば良いかという視点がしっかり養われ、独学での予習が可能となりました。現在Unit3-3まで終了。春の間にPresentation1まで終わってしまう予定で、もう夏休みには一通り予習を終了させていくような段取りで計画しています。スマートワーク、ウイニングの進捗も順調そのものです。私立へ進学予定ですが、あとは私立の必修テキストとウィンパスで畳み掛ければ、英語は完全にロケットスタートを切ることができるでしょう。個人的には、これまでの学年では最速で、かつ最も英語が出来ている実感があります。教科書指導に入ってからは、何をどう調べるのかということ、和訳のチェックくらいしか私はしてませんが、多分今は英語が一番好きなんじゃないだろうかな?和訳は塾でやってもいいって言ってますが、これまでの全ての単元において、自分でやってきています。単語の意味まで調べた段階で、本文の意味がクリアーに把握されている証左です。どうせ5分くらいでやれてしまうと思った段階で筆が動いているのでしょう。その状態をずっと維持できるようにしたいものです。ちなみに、英語はこれまでにほとんど習った経験がない子です。早期に習う意味って、よほど高レベルでなければあまりないのかもしれません。
そして、新中1の子のお兄ちゃんもすごく頑張ってます。新高1で公立中高一貫校に進学するということで、特に数学は早期に追いつけるようにと結構飛ばして白チャートをやりまくっています。公立進学の速習独学には白くらいが丁度いいですね。青だとちょっと端折りすぎていて難しいところがありますし、黄だと中途半端感があり。白は基本からじっくりやれる上に、解説がほとんど理解可能なので、ちょうど良かったです。どうせやるなら、スタートアップ段階だから全部できる問題集であった方が良かったです。展開・因数分解・平方根・不等式まで終わってしまい、次が二次関数というところまできました。この子もほぼ独学でやってますが、多分受験期よりもはるかに勉強しているように思います・・・。ノートは1週間で1冊ペースで爆走してまして、現在高校準備講座2週間目で3冊目に突入。丁寧になやんだ問題の復習もすぐにやれています。受験期にしっかり自分なりの学習方法が構築できたようで、それが生かされているように思います。
小学生が中学生になる、中学生が高校生になる、その節目の時期にいろんな生徒の想いや行動を見させていただくわけですが、やはりこの時期の変化は一番面白みがあります。何にしても、希望で溢れていて、こうしていこう、ああしていこうっていう未知に向かってあゆむ楽しさがあります。即現実に染まりあげるということも知ってるわけですが、それでも私はこの時期の子どもたちを見るのが楽しいです。
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