成績表。

中学生が成績表を
見せてくれるのは嬉しいことです。
本当は見せるのが嫌な子も
いるのかもしれませんが、
私はそもそも成績が悪いからといって
叱るとか全くありません。
見せるというのは、自分のあり方を
受け入れるきっかけだと
思っているのです。

普通、うちに通っていて
ちゃんと学んでたらそんなに
大きく成績は落ちないですし、
全体的な傾向としては
上がってゆくので、落ちた時は
それはよほど対策を怠ったか、
よほど苦手なことがあったかの
いずれかであり、前者は
自己解決すべきですし、
後者は私も共有して対策を
してゆくべきところです。

成績表は、それを判断するための
指標なのであり、結果を評価するより、
これからのあり方を考える
道標なのです。

1位になりたいですね。
では、それは不可能なのでしょうか?
本気でそれを叶える努力を
した子は、そういません。
徹底的なまでにやりぬけば、
中学生は1位を狙えます。
範囲がとんでもなく
狭いのですから。


たまたま、周りに賢い子がいなくて
トップに立ってしまう子は不幸です。

できない自分を受け止めて
超えてゆく機会に恵まれないのですから。

なかなか、賢い子を突破できずに
苦しむ子は幸いです。

いつも自分を超える、自分を
変えるための機会に恵まれるからです。


終わりは始まり。
それが、成績表の示す意味の
一つです。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ