小学生までは、比較的能力が高い子が
上位を占めます。
しかし、中学生、高校生と
時を進めてゆくにつれて、
努力が才能を超え始めます。
もちろん、全国に点々とある
特別なギフテッドな子は
別なのですが、それ以外で
起こるパフォーマンスの
反転現象は、長きにわたる
努力によるものです。
中途半端に賢いことで
努力を怠るよりは、
きちんとわかってゆく楽しさ、
方法、を知った子の方が
当然その後も強いのです。
あの子、賢かったのにな、と思ったり、
あれ、そんなに賢い感じでは
なかったのにな、と思ったり、
長く指導すればするほど経年変化を
見るわけですが、
最終的に高校生になった後も
賢いのは、
苦労しながらも頑張り抜いて、
驚くべき成績上昇を
見せた子たちばかりです。
はじめから賢かった子で、
努力をせずともそれなりの
結果を出せていた子は、
段々と結果が伴わなくなります。
解決の手段を持たないからです。
学びの方法が確立していないからです。
その点では、今年の6年生は
最も苦労しながらも、最も
方法が確立した学年でした。
そしてそれゆえに、結果も
伴って上昇しました。
きっと中学入学後も、
安定した学びの姿を
見せてくれるものと思います。
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