今、中3は改めて理科社会の復習を
頭からスタートさせています。
今回の演習で特に強く言っているのは、
まず、学習の連続性についてです。
一度始めた継続学習は、意義ある
こととしてしっかり続けること。
そして、一問でも分からなかったことを
見逃さない、手堅い学びが
これから先重視されます。
この局面では、怠けたり、気分とかで
学ぶような学び方は通用しませんし、
過信して適当に学ぶ子は段々と
追い詰められてゆきます。
なぜ自分が成績があげられないのかも
分からないままに、です。
それは、そのまま高校での学びに
引き継がれてゆきます。
「日々の学びをつなげる」感覚が
ない場合は、いかに才能が
あったとしても、低迷してゆきます。
指導者の手に負えないくらいに、です。
逆に、中学も、高校も、大学も、
あるいは社会人になってからも
学び続ける意志のある人は、
周囲から重用されます。
毎日考え、今日を明日に、
明日を明後日に、と、
連綿と学びをつなげられる人は、
永久に成長があるからです。
止まっている人間は、
いかに賢かろうと、
終わった人間なのです。
学びは、内容の理解も確かに
重要だと思います。
その時点時点で出せる成果により、
受験、試験で実力が測られることも
事実としてあります。
しかし、学びは終わりません。
分からないことを一つ一つ具体的に
理解し、前進し続ける姿勢こそ、
社会で求められる力です。
生きる力、なんて曖昧なものでは
ありません。
食っていく力、なんていう
実利主義的なものでもありません。
ある意味、学びというのは
人間形成なのです。
その人らしさを形作ってゆく
柱なのです。
魅力ある人間は、自分の学びの
軸を確かに持っていてブレません。
そこに、人は惹かれてゆきます。
塾生の中にも、数名は、
その軸が確立している子がいて、
この子は将来重用されるだろうと
確信している子がいます。
そのような子を育てるのは
いろんな要素が噛み合うため難しいですが、
私の教育の理念は、そのような子を
育てたいというところで
一貫しています。
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