2024.02.08 01:00双子君の体験。今日はかわいい双子君の体験授業に、わたしは心を癒されていました。体験では、基本の文章読解能力、計算の手法、習熟度の確認、新しい思考への柔軟性、試行錯誤がいる問題への持続力、などを見させてもらいました。途中のプロセスを見ればすぐに習熟度は分かりますし、何をどう考えているのかもおおよそ理解することができます。ご家庭でも熱心に取り組まれており、いかにこれまでこの子たちに真剣に向き合ってこられたのかが本当によく分かる回でした。今日やった問題の中にビルディングパズルがありました。実はこれ、最近大濠中でも出題がありまして、空間認識が成り立っているのかを確認できる問題の一つです。それ以外にもさまざまな問題に取り組んでもらいましたが、「楽しかった」の言葉が頂け、かわい...
2024.02.08 01:00変化したと実感できる子。なかなか中2で結果が出ない子がいましたが、今回のテストは取り組みも比較的早く、昔の実力で出来なかっただろうと考えていた内容も、軽くクリアしていることを日々確認しています。その子にはいつも言います。「この頑張りによって、出来ることは確かに増えていますが、それでも今の仕上がりではせいぜい点が半分くらいしかとれないでしょう。速度を伴いながらサクサク解きまくれるようにならないと点数に結びつくほど体に染み付いたとは言えないのです。速度を意識してください。何とか思い出してやる、という次元を超えて、反射的に解を得られるくらい反復を繰り返してください。」変化は、結果によって、実感に変わります。何とか自信を持たせてあげたい、というのが私の想いです。さて、学年末が終わった...
2024.02.07 01:00予習の成果。6年には数学の予習を課しています。決してそればかりに時間をかけず、ほんのり解いてきて、微妙に理解出来ない問題はチェックを入れてきて、よく授業を聞くように、と指導をしました。これは、この学年が初めての試みです。授業スタート段階で、すぐさまテキストについている⭐︎マークを確認しました。うちでは、分からない問題、これから対策したい問題を対象化するためのマークとして定着しているものです。授業自体は、めちゃめちゃスムーズでした。かるーくやってきてもらうだけでこんなにさっさと進められるんだと感動したほどです。今後もしばらくは、学習の1割程度の時間を予習に割いてもらう、的な学習を続けてもらいつつ、その効果を測定、検証してゆきたいと思います。
2024.02.07 01:00集中力を持って過去問演習を。今日は、中3の過去問演習のアドバイスも兼ねて、数学をやりました。「いつも適当に時間測って適当に過去問演習してない?今日は、大問3つを20分でいきます。必ず満点にする、という気持ちで集中してやって下さい。」得点率は、西高受験組はゆうに9割を超えました。「今日はよい集中状態でした。普段から、このような絞った条件で、まずは必ず解けなければならない小問集合、文字式、関数の領域を短い時間で満点に仕上げる意識を持ちましょう。」さて、これから西高をはじめとした進学校受験をするうちのほとんどの塾生に足りないのは、理科の基礎です。これはハッキリと言えることです。今日も、地学領域に重大な理解の欠陥を見つけた子がいたでしょう。今日、明日で完全にする意識を持ち、即座に対処しま...
2024.02.07 01:004年の作文の質の向上。夏休み明けから毎週作文を書いてきた4年生たち。今こそ、初めの頃の作文を読み返す時期に差し掛かっているかもしれません。それくらい、各々の作文技術は確かに向上しており、なかなか読ませにくる、よい文を書けるようになりました。5年生になっても作文は継続してゆきます。作文指導を始めてから、5年の国語もずいぶんよくなりましたから。今年の4.5年の国語は、来年度以降の国語指導のモデルケースとなるほど上手くうちの理念とはまる良い形に仕上がってきました。
2024.02.06 01:00ピアノを聞くユウ君。園のピアノの先生から頂いたミニグランドピアノを持て余していたので、ご機嫌ゴールデンタイムの午前中の間、ユウ君を抱っこしながら音を聞かせてみました。幸いにも、私はピアノを数年習ってきたこともあり、簡単な曲なら楽譜を見てある程度弾くことができます。今はユウ君の育児を手伝う関係で深夜起きっぱなしなので、ピアノを弾く余裕もなく、教室はお休みをしばし頂いていましたが、習っていてよかったなあと思う瞬間でした。で、当の本人ですが、じーっとピアノを見て、時々、「あー、あー!」と声をあげていました。本格的なミニピアノで、きちんと叩くように弾かなければ音が鳴らず、ユウ君は音をまだ鳴らせないようでしたが、笑彼にとっては全てが新しいことであり、それに対して彼なりの感じ方、考え...
2024.02.06 01:00内的変化と自分の次元。上位に食い込まない場合。結局は、第一に量が足りないことが大半の理由に当たります。第二に、自分の穴を意識していないから量が意味をなしていないこと。第三に、時間の傾斜、配分がズレていること。上位層は解くのが早いので運動量が桁違いです。中位に位置する子はその運動量をまず上回らなければ同じ土俵に立てません。上位層は、頭の使い方、要領がいいので、中位に位置する子は量の次に意識すべきは、何を分かっていないかを対象化すること、その上で、できそうなことからタスク処理のごとく理解を重ねてゆくことです。現状の理解力では到底できないことも、時間が経ってから向き合えば分かるようになります。点数をとりにいくには、できることの精度、できそうなことの理解を高めてゆくことしかありませ...
2024.02.04 01:00何やってんのか謎の中学生。笑数学好きすぎな弘学館生。特に幾何学が好きで、「目で解く幾何」とか、「解法のスーパーテクニック」とかを与えて読ませたり解かせたりしてましたが、これを与えてからさらに彼の変人?ぶりは加速したように思います。もちろん褒め言葉です。読み物としての数学もとても好きなようなので、4月から、「高校への数学」を与え、数学の世界にどっぷり浸からせようと計画しています。もっと早く与えても良かったようにも思いますが、中学入試を経てこんなに進学先で成長するなんて思ってもおらず、相性抜群な中学に通うことがここまで化学変化を生むのか、とビックリしまして、その変化を見て与えてゆくことを決めました。ちなみに彼は、今日は平方根の開平計算をしてました。相変わらず順不同な子です。笑しばらく...
2024.02.04 01:00ミリ単位を詰めるトレーニング。ちょっと勉強をして、定期テストの点数が微増したくらいでは、「頭が良くなった」とは到底言うことができません。1位になれなかった理由、満点をとれなかった理由を問わなければ、本質的な成長に届きません。結局のところ、詰めが甘い、自分に慢心する、妥協する、といった性質が「ふだんの小テストの段階から」抜けてこないと、テスト前だけ頑張る子に高校以降の好成績を見たことがありません。頭がいい、というのは、関心が常にあり、テーマとして毎日内容を実生活において掲げ続けた賜物です。ミリ単位の詰めは、日々向き合い続けて、ミリ単位まで自分の不理解を対象化できた子だけが到達できる次元です。突然詰めろと言われても、詰めることはできません。日々の学習の大切さを分かった子だけが到達できる...
2024.02.04 01:001日13時間。今日、1人体験に来てくれた子の指導をしました。弘学館生になるのと色々習い事の都合もあり、土曜の、弘学館の先輩が在籍するコースにて初めてお会いしました。実力よりも、思い方、考え方に関心があったので、勉強の傍ら、価値観に触れさせていただきました。印象的だったのは、「算数が大好き」ということ。「MAXの1日の学習時間が13時間もあった」ということ。周囲で聞いていた高校生たちには見習ってほしいなと思いました。笑西高生たちはまだ根本的に勉強量が足りてないので、脳血管がドクドクいうのをこめかみから感じたり、偏頭痛を快感だと思えるほどやり込んでほしいです。まあ、将来的にはそれくらいやってもらいますけどね。志望校が高く、きちんと学んで来た子、そして、合格後もきちんと伸...
2024.02.04 01:00知らない世界との向き合い方。ユウ君は今日、妻の職場の後輩たちと初お目見えをしたようです。彼は社交性はかなり高いようで、それは完全に私ではなく妻譲りなものだと思いますが、笑本当愛想よく振る舞うようです。帰った後はやはりしばらくギャン泣きしたようで、彼なりに気を遣ったのかなと思いますが。それでも、基本的に初対面の人が来たら夜中の泣きがひどいというのは通例で、今日もまあまあ構えていましたが、やはり幼稚園の先生方、特に愛の泉の中枢を担う年長の先生が中心だったからか、夜中はぐずらず秒で寝てました。珍しいなーと思いました。彼自身の成長もさながら、さすが年長組の精鋭の先生方だな、と感心すらしました。彼はちなみに、好き嫌いに男女の区別はありません。穏やかで、優しく接してくれる本当にいい人を見抜い...
2024.02.03 01:001か月検診。今日は10時半から1か月検診。ユウ君、妻を病院に送迎するところから1日が始まりました。何一つ問題はなく、順調に成長しているとのことでした。持ち前の容姿と愛嬌をもって、今日も随分たくさんの看護師の方や先生方から可愛がられたようです。妻は言います。「うちの子が、1番可愛い」と。どの親も、きっとそう思いながら過ごしていると思います。私もそのうちの1人です。実は最近私はややブルーな気持ちでした。色々な認識が育ち、さらに可愛い表情仕草を見せるユウ君を前に周辺環境が熱狂しており、とても可愛がって下さるのはありがたいですし、感謝もしていますが、初めてくらいに、周りの熱狂的な愛によって自身の子への愛着が冷めるみたいな気持ちが生じたんです。本当ビックリしたんです。嫉妬心...