変化したと実感できる子。

なかなか中2で結果が出ない子が
いましたが、今回のテストは
取り組みも比較的早く、
昔の実力で出来なかっただろうと
考えていた内容も、
軽くクリアしていることを
日々確認しています。

その子にはいつも言います。

「この頑張りによって、
出来ることは確かに増えていますが、
それでも今の仕上がりではせいぜい
点が半分くらいしかとれないでしょう。
速度を伴いながらサクサク
解きまくれるようにならないと
点数に結びつくほど体に
染み付いたとは言えないのです。
速度を意識してください。
何とか思い出してやる、という
次元を超えて、反射的に
解を得られるくらい
反復を繰り返してください。」

変化は、結果によって、
実感に変わります。

何とか自信を持たせてあげたい、
というのが私の想いです。


さて、学年末が終わった私立の子達は
中学1、2年内容の詰めを始めました。
私立の子は演習量は確かに
多いのですが、根本的に詰めが甘く、
問題集を完璧に仕上げる習性に
乏しいことで得点力が弱い
傾向がある、というのは常々
問題視していたところでした。

現在50ページほどの
基本のまとめ教材を渡し、
取り組んでもらっています。

これらは本来満点に決まらなければ
ならない教材なのですが、
4ページある問題集を解くと、
必ず5問とか間違いが出ます。

さらっと流さないでください。
それが、成績上位にくみできない
一番の原因だと自覚する
必要があります。

こんな程度の問題集が完璧にならず
上位校を目指すなんてのは
笑えてくるくらい無謀なことです。

難問はこれからいくらでも与えますが、
今のこの時期は、地味でも
コツコツ、特に中1内容を
詰めてゆくべきです。
というより、詰め方を
学ぶべきです。

それくらい、この子たちの基礎力には
揺らぎがあり、それがそのまま
実力テストに反映されています。

しょうもない不理解、無知により
失点するのは終わりにしましょう。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ