読んで思考する難しさ。

小4の読解問題の風景を見ていると、
まだまだ文の吟味を細かく
できる段階にまでいってない子もおり、
全く的外れな解答も時折見られます。

文を読み、正しく理解できるように
なるというのは、本当に時間が
かかるものだなと実感します。

それでも、文法的な理解から
解法の型の理解に至るまで、
何度も何度もパターン学習を
続けて、どう読めばよいか?という
ことに気付けるようになるしか
ないんですよね。

それでも、スピードや精度の面で
入塾時よりずいぶん改善は
してきました。


かくいう私も国語は高校までは
ほとんどできませんでした。

古文や漢文はなんとなく
学習の方法が英語に似ていて
やりやすかったのですが、
現代文は本当苦手でした。

だから、子どもたちの今の悩みも
よく分かりはします。


私の国語力が向上したのは、
大学院時代に国語科の講師を
任されて、絶対にミスれない、
完璧に理解して教えなければならないと
切羽詰まったその時でしたね。

まるで、新しい言語を習得する
はじめての海外留学の心地です。
なんとしても、という感覚が。


来週から、小4は国文法の
強化をすべく、今は学校も休みなので
もう一冊用意して取り組んで
もらおうかと思っています。

主語述語や修飾語、文型への
理解が身体化されるまで、
取り組んでもらうのはこれから
国語をやる上でメリットに
なりそうです。

頑張ってもらいましょう。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ