冬季総合模試の結果。

小学4年生は軒並み国語の成績が
向上していました。

この学年は、比較的読むのが
苦手な子が多かったこともあり、
授業中に、どこから読むか、
どうやって読むか、
そして、問題にどう解答するか、
そのような点を一つ一つ、
分かり切っていると思い込んで
いた子にも、諭すようにこんこんと
指導を行いました。

本当によく読めるように
なった子が多かったですね。


5年生は、算数での向上が
見られていました。
今回の算数は難易度は高めで
平均点は下がると予想して
おりましたが、逆でした。

よく、量が見えるように
なったなあと感心しています。


しかし、上の学年の子たちは
シビアな目でその結果を
評していました。

「なんか、点数低くないですか?」

いえ、平均点という目で見れば
過去最高の状態であり、
総合的な点で見れば向上しています。

しかし、彼らのいうそれは、
「突出してリードする人が
いない」ということです。
まさにそれは、私が下の学年に
思うところであり、核心を
ついてくるなと感心しました。
よく見えています。


私の目から見ていても、
それなりなところで実力をセーブして
いるのだろうと思います。


求めているのは、合格ではなく、
合格後を標榜した学びです。

まあ、それを言うならば今年の6年も
当初は突出した子がおらず、
輪郭がボヤけたふわふわした
感じの学年でしたが、
この一年で一皮剥けました。

下の学年もこれからですし、
私はこれから1年で一体誰が
突出してゆくのか、
楽しみにしています。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ