座標平面上の求積。

今日は座標平面上で斜めに傾く
平行四辺形や台形をテーマに
中学2年生に講義をしました。

等積変形の内容も佳境に入っており、
最終のまとめとして、
この内容を扱いました。


私は、本当のことを言えば
公立のカリキュラムで、
公立でトップクラスに位置し、
普段の学習に不安を感じない
余裕のある子の興味をくすぐり、
こんな見方もあるのか!と
難関クラスの議論をする、
そんなやり方が好きで、
「忙しさ」を理由にそれを
放棄する子がいるのは非常に
もったいないことだと思っています。

もちろん、私立のトップクラスの子にも
同じような授業をしたことがありますが、
その子は全てを理解し終えてきており、
もう自分には何も欠けるところがないと、
では何がありますか?という、
大きな自信を持ちながら、発見を
喜ぶ素直さを持っていました。

待ちとか受け身の姿勢とは全く
性質を異とする、普通じゃない
攻めの姿勢でした。

与えられることはなんでも
受け止めて見せる、
自分で学べるところまでは
いくらでもやった、それでも
足りないことは何か?

その探究のための入塾であったことは
今でも鮮明に覚えています。


今の中2は人数こそ減りましたが、
才能はピカイチで、是非学校でも
トップを張って、しかし不満足、
というくらいの力をつけられると
自負しています。

めちゃくちゃ自由で、
めちゃくちゃ楽しい学年です。

こんなとこまで分かるのか、
こんなとこまでついてくるのか、
一体どこまでついてこられるのか、
ギリギリを攻めたい気持ちです。


私は人数よりもむしろ、
本当に学びたい子たちと共に
学べる環境を求めています。
楽しいこともよいのですが、
本当の意味で楽しいのは、
不可能を可能にする瞬間です。
面倒なことを楽に処理できる瞬間です。
浅い知識が、ふとしたきっかけに
強烈に深まる瞬間です。

その喜びを感じられることが、
その童心こそが重要です。

そんな子と、これからも
学び続けたいです。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ