速さと比。

あんまり佐賀の私立入試には
いらないので、毎年ここを教えるか
悩むことも多いのですが、
幅広くいろんな思考を行う中で
子供たちの力は育つと信じていますし、
いるかいらないかとかいう思考で
学ぶにはまだ早い世代なので、
一緒に学び続けています。

今日は、最早中学生でも解けない
いや、知らないならば解法が
思い浮かばないような問題に
取り組んでゆきました。
文字式だけでは解決困難な問題です。

こういう問題に触れていると
やはり高校入試より中学入試の方が
よっぽど難しいなと実感します。

中学3年生が、板書を見て
何やってるか分からないと
言っていましたからね。

最早6年のトップグループは
思考が早過ぎてたまに私の
検算が追いつかないこともあります。

去年の世代も歴代の中では
トップクラスに賢いと
思ってきましたが、今年は
さらにその上をいきそうな感じです。
私が勝手に上限を定めてはいけませんね。

何より、気持ちにムラがなく、
勉強が好きだとハッキリ言って
塾から家に帰ってすぐ
勉強をスタートしてしまうほどの
感覚を備えている子もいます。
普通、20時に塾が終わってから
自発的に勉強しようなんていう子は
ほとんどいないというか、あまり
見たことがありませんでした。

さて、この子たちは受験をしますが、
なんとほとんどが公立進学希望。
これが意外だったのですが、
私立に受かっても公立っていうパターンが
多く、入学準備段階で公立向けの
学習の仕方を徹底的に叩き込んでおけば
結構いい感じの順位を維持して
西高以上の合格は堅くなるのでは
ないかなと楽しみにしています。
これは、ここ最近はそんなにも
珍しい傾向でもありません。
忙しい環境に置くよりも、
自分で考えて勉強できる環境に
置いた方が自分の子は伸びると
判断して公立を選択するということは
状況によってはありうるのかなと思います。


今の中1もそうですが、
私は附属で10位以内の成績帯の子を
どれくらい育てられるか?と
熱心に考えています。

弘学館の1位は達成しました。
本当に凄いことだと思います。
成章も1位を取った子がいました。
有言実行という感じでした。
その子もまだ塾では総合1位ではないため
上を目指す喜びは絶えないでしょう。

ただ、附属は30位、その他公立は
3位止まりなことが多いので、
なんとか、私のここ最近の目標は
附属でトップ10になる子が出たらいいなと
そういうところにあります。

中学の勉強は、ライバルに張りがないと
つまらないんですよね。
市内は田舎に比べると問題の難易度も高く
ライバルもよく勉強しているので、
基本的に定期テストが楽しいんです。


今教えていることは、中学、高校に
ハッキリとつながっていくことばかりです。
是非、今学んでいることを糧に
頑張ってほしいと思っています。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ