徐々に成績向上。

中学1年生の生徒さんが前回の実力テストの

結果をもってきてくれました。

附属の子も公立の子も20位くらい向上しており、

公立の子は入学当初100位くらいだった成績は

50位くらいに、附属の子は60位くらいだった

成績が30位くらいまで向上してきました。

当塾は、実力テストも定期テストも、

過去問などは一つたりとも配らないので、

純粋な、この子たちの努力による上昇値です。

”こんなのが出る”みたいなアドバイスも

一切おこなっていません。

全て、学校から配布される資料をどう捉えるか、

そういったことをテーマに学習相談を受け、

アドバイスをするようなスタイルで進めてきました。

そして、目の前のことをどう理解し、どう習得するか、

それ自体が常に指導のテーマです。

特に公立の子はまだ成績を下げたことはなく、

私はいつもこの子の成績を上げられている実感が

なく、毎週厳しい言葉をかけながら

指導をしているのですが、

別に罵倒しているわけでもなく、

まっすぐ目を見て、自分が大切だと思うことを

率直に、淡々と伝えているので、

この子も素直に受け入れ、指導時間を

大切にしてくれているのかなと思います。

最近中学部は全体的に上げ調子なので、

どの学年も基本的にいい雰囲気です。

一定程度距離をおいても、この子たちはきっと

家でも学んでくれているであろうという信頼も

徐々にですが生じてきており、

まあそこでサボるような感じでしたら

また改めて叱るようなこともあるかもしれませんが、

思い通りにしようということはあまり考えていません。

一個の独立した存在として、まっすぐに

大切だと思うことを率直に伝えながら、

私とのコミュニケーションを通して、

個々に、それぞれの生き方について

考えてもらえたらいいなと思っています。