分数処理の能力。

小学6年生と、比を使った学習を進めています。

この領域は、本当に分数を多用するので、

子どもたちの分数感覚が大きく育ちます。


これまで、これほどまでに子どもたちが

分数を使って計算処理をしようと試みたことは

なかったように思いますし、

「これ、割れません」なんていう言葉も

少し前には出ていた言葉の一つです。


一年前の彼ら彼女らに同じ指導をしても

通用しなかったでしょう。丁寧に積み上げ、

そして、”今や中学3年生が見ても”、

「この板書、誰の授業のものですか?

さっきの小学生ですか?俺、これ見ても

ちょっと分からないところがあるんですけど・・」と

聞かれるくらいになりました。


算数や数学に強いというのは、分数や比率の

感覚に強いというのと似ています。

中学受験の問題は、中学生の問題を比を使って

解いているというのに等しく、ほとんど内容としては

同等かそれ以上のものまで扱います。

そういう点では、中学受験経験のない親御さんにとっても、

昔やったことを小学生はこうやって考えるのか・・と

むしろ子どもたち以上に面白く捉えられるでしょうし、

面白いと感じられる方も多いと思います。


11月の末あたりから1ヶ月半余りは

過去問演習に時間を費やしていきますが、

受験が終わったらまた予習シリーズに戻って

学習を再開しようと思っています。

簡単に中学準備に移行してしまうよりも、

よっぽど楽しい学習をすることができますから。


新しいことを考える、学ぶということを、

これからも楽しんでゆきたいものです。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ