よく考えると分かることなのですが、
大政奉還をした後にわざわざもう一回
王政復古の大号令をする意味について、
しっかり考えなければなりません。
二重に「政権が朝廷に戻った」ことを
主張したように見えるからです。
その辺りも子どもたちに分かりやすく
話していった歴史の授業でした。
小学6年生の授業は江戸時代の終焉を
語り尽くして終了しました。
「算数と社会、どっちからでもいいけど
どっちからやる?」
の私からの質問に、迷わず
「社会!!!!!」
と返ってきて、逆に驚きました。
迷ったところをいじる作戦だったのですが、
逆に私がビックリするという・・。笑
私は、緩急をつけながらも、すごい勢いで
喋り続けるのですが、それよりも凄まじいのは
子どもたちのメモの速度です。
私が話したところのうち、ポイントになりそうな
ところは瞬間的にメモをし、私がじっくりと
資料を読み上げている時には何度も周辺を
チェックしながら思考し、流れを頭に
落とし込んでゆきます。
よほど全くテキストにない情報を
指導する時以外はノートをほぼ取らせず、授業資料やテキストに
書き込みをしてもらうのはうちの授業の
特徴であるとも言えます。
どうせ読むのは資料とテキストなので、
そっちにメモが残っていた方が見る回数も多くて
効率的であると言えます。
全体、しっかり授業資料が綺麗にファイリングされていることを見ても、
授業を大切にしてくれているということが分かります。
授業資料は、私と交わした時間の記録でもあります。
将来、この資料を再び手に取る時に、一体自分たちが
どれくらいのことを期待されていたのかということを
生徒たちは知ることになると思います。
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