中2の様子など。

私立生は学校で行われたテストの結果が

返却されたようで、それぞれ報告がありました。

軒並み、状況は良好であったように思います。

数学での満点もあり、すごく喜んでいるかと思えば、

”ニコッ”と交わされてしまい、もう長く塾に

通っているというのに、相変わらずシャイな子たちです。

点数も早く書けばいいのに、良い点数だったテストは特に

報告するのが恥ずかしいのか随分焦らされました。

点数が低かったテストを報告するのが恥ずかしいなら

分かるのですけど、なんか変わった子達だと思います^^;


今回のテストを受けて学習を深めるべき項目も決まり、

週末は私立生はその対策に勤しむ”そうです”。

目的がはっきりしているので、週末も有意義に復習に

当たれるであろうと思います。



附属生たちも、とりあえずテスト前に、

習ってしまった項目は全て完了し、既に

2周目に取り掛かっていました。

想定している以上に早いペースで周回できており、

「前のめりの学習」、「攻めの学習」がしっかりと

実現できているように思われます。

その学習の様は実に地に足がついており、

今回のテスト対策を経て、ほぼ完璧に定期テスト前の準備、

定期テスト対策の学習のセットについて、その方針、

やり方を自分たちなりに整え、自分のものに

した感じがありました。

次々と知識が増えていく、次々と解けるものが増えていく、

こういう実感がモチベーションを支えています。

はっきりと形のある学習であり、学習が

抽象・具体のレベルから見ても立体的なのです。

無限に暗記している感じは全くありません。


授業後に私に声をかけてくれた子が

「古文の最終チェックがしたいです。」とのことで

来週潰しておきたい項目があると私に伝えてくれ、

おそらくそれも月曜日までにはその子はある程度

完璧にしてくると思われますが、それに加えて

ほんのり指導もしてみたいと思います。



本当親御さんには申し訳ないですが、

私はほとんど彼ら彼女らに対しては働いていません。

正確には、ちょこちょこ気づいていないと

思われるところについては解説には入ってますが、

もうこの子たちの自主学習能力はかなりの度合いで

確立をしており、私はまるでメイドさんのようです。


この子たちは、本当によくいろんなことを

自分でできるようになりましたし、

「完璧な自分」を見せにきているのではないか?と

そういう風にも見える姿勢です。


私はそんな子たちに、

「もっと高い次元を目指してみよう。

こう取り組めばまだ習得には上の次元がある。」と言い、

やることがなくなった時に具体的に何をどうしたらいいのか?

あるいは習慣的に何に取り組み続けるべきなのか?

そういったことを共有する、そういう機能しか

もう持っていないかもしれません。


「教えなきゃ、教えなきゃ。」


入塾当初はあまり根本的なところが分かっておらず、

最初は苦労もしたものですし、学習習慣が確立するまでは

色々手がかかった面もありますが、

もうそういった次元は卒業したようです。



さて、これからはグッと伸びていくと思われますが、

そこからさらに先に到達した時に、また一つ壁を

感じることになるかと思います。


この子たちがそれを意識するのは、もう少し先の

ことになるのかもしれません。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ