予習シリーズ演習問題集の応用問題に掲載されている問題です。
今日は、小学5年生の算数の演習タイムにこれに
取り組んでもらっていました。
算数に関係のないことのように思われますが、
手順を省いたり答えを急いだりすると
途中で迷子になってしまって何をやったのか
分からなくなってしまう問題です。
つまり、論理の飛躍なく、丁寧に読み込んで、
ルールに従って考えることが要求されます。
これは、とても算数的な思考に役立ちます。
算数の文章題というのは、文章中に書かれた
多くの条件を守り、その通りに思考する必要があります。
久留米付設や大濠の入試問題にも見られる条件思考は
これをやや高度化させたものと言えます。
前回難関受験組が経験した大濠の過去問H29にも
リーグ戦の問題が出題されていました。
いい問題だと思いましたが、これは考える力があれば
難しい問題とは言えず、流石にうちの両名ともが
順当に正解をしていました。
「これ、めっちゃ楽しい!
難しいけど、すごく達成感がある!」
小学5年生たちはとても喜んでそれを解きました。
課題にも、たくさん条件思考・推理の問題が
出題されています。今週は生徒たちはそれぞれに
問題を楽しく解いているのではないかと思います。
それぞれに領域ごとに得意不得意があるようですが、
自分という認識主体を武器に問題に体当たりしていくことを
喜べるということは学習にとってとても楽しいものでしょう。
人が持っている認知能力と、自分が持っている認知能力は違いますし、
考える切り口も割と人それぞれです。
挑んでいくうちに総合的に力がついていくと思います。
是非、この数年のうちにさらなる飛躍を見せてくださいね。
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