漢字学習が整わない子は、
一人たりとも将来的に
パフォーマンスが向上した子は
いませんでしたね。
点数が高いかどうか、というより、
真摯に向き合って、意味を捉えて、
覚える時間を作って、
自分を変化させたかどうか？
生徒の現在の力量はきちんと
はかっているつもりで、
私は全ての生徒が満点を
とれると確信しています。
満点を取れないならば、
その原因は全て、そこに
重きを置いていない、
重要性が理解できていない、
そこにあるのかな、と。
今日は、漢字について、
生徒たちにお話をしました。
「漢字を覚えてほしいという気持ちは半分。
本質的には、覚え方の効率を
上げてほしい、ということ。
これからたくさんのことを
覚えていくにあたって、
漢字は、個々の熟語の意味を考えたり、
部首の意味を捉えたりしながら、
意味とセットにして覚えることで、
時間をかけずに覚えられるようになる。
まずは満点に仕上げようと
努力することからしか始まらないが、
満点にできる努力量を
減らせるようになってからが
本当の始まり。
意味を介する、というところに
時間をかけることで、結果的に
学習時間を減らすことができる。
そしてそこで得た方法によって
他の教科にも良い影響が出てくる。
適当にやって、適当に覚えて、
適当な点数をとって、
それで果たして実力は向上するのか？」
私も年齢が上がったのか笑、
あんまり無意味に怒鳴って
私が怖いから何かをさせる、みたいな
方法はほとんどとらなくなりました。
きちんと諭して、
理解して、行動を変えることが
出来る子たちだと思っているからです。
わけわかんない、そもそも
人の言うことに聞く耳も持たない子なら
叱り飛ばすしかないかもしれませんが、
そうしなくていいと今は思っています。
もちろん、かなりイラッとはきてます。笑
しかしそれも、生徒たちに本気で
変わってほしい気持ちの裏返しなのかな、と
自分自身を考察しています。
まあ、イライラも頂点に達すれば
全員がビシッ！！！っとなるほど怒鳴り、
言い訳の一つも出来ないほど
説教することもあるかもしれませんが、
言葉は刃物なので、よほどのことが
なければ、それを振り下ろすことは
しません。
生徒たちの聞く耳、
行動を変えられる素直な心を
信じる限りは、理由をきちんと
説明して諭し続けます。
私の言葉の真意を考えることそれ自体も、
学びの一つだと思っているからです。
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