今日の小学5年生の算数のテストには、
満点がひとり出ました。男の子。
他の子たちはちょっとの小さなミスがあって
満点を取り逃がしておりました。
今回ミスが生じていたのは、2(2)の問題でした。
40の約数でも60の約数でもあるが、という条件から、
これは最大公約数20を瞬時に見抜き、1,2,4,5,10,20を引っ張り、
この中から10の約数を排除するという問題でした。
一応最大公約数の約数を全て書き上げてみないと、
10の約数っていうキーワードに引っかかって、10以下を全て排除し、
”4”の書き落としが出てくるという点で引っ掛けたつもりでした。
これを、40の約数も60の約数も全部抜き出してしまって
数字を書き落としてしまったり、文章を読み違えて
40の約数でも60の約数でも10の約数でもある数を書いてしまったり、
実際に想定していた以外の色々なタイプのミスが見られました。
整数問題は、学校で現在習っている内容でありますから、
やりやすくもあると思います。しかし、本質的な理解に
もっと深く到達していくためには、様々な聞かれ方に
慣れていく必要があります。
附属生は、コアの問題の中にも比較的難しいものが
あると思いますから、実力テストでこの領域が
怪しかった場合は、しっかり丁寧にこの領域に
取り組んでもらいたいと思っています。
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