書くことから始まる国語。

私は、記述問題が空白の課題をみると、
その子たちは何か国語を
勘違いしているんだろうなと
思うのです。

本日小4は、いつもと少し変えて、
授業中の演習をオール記述に
してみました。

といっても、既存の問題集の
問題を伏せて、同様の趣旨で私が
記述問題を作成しただけですが。

それでも、やっぱ制限がなかったり
形式ばってなければ相当子どもたちは
書くんですよ。

書いてもらうと今度は、
本文に即しているか、
文の繋がり、因果関係に
基づいているか、といった
観点の評価も要りますが、
少なくともすべての答えを、
自分で考えて埋められるんです。
しかも、割と長文、たとえば
80字くらいで。

記述の方がよっぽど難しいと
思うのですが、ただ書くだけなら
やり方さえ変えればがんがん
書いてきますね。


そもそも、受け答えを
正確に行う、言いたいことを
的確にまとめる、というのが
大切であり、4年生のあいだはとにかく
抵抗なく書く、という癖をつけながら
記述に必要な要素を教えてゆきたいです。

段取りと削りの指導にまで
来年以降で到達したいですね。


毎週作文課題も出してますが、
わたしは毎週子どもたちの
微細な変化を楽しんでいます。

あ、具体化が上手くなった!
感想が豊かになった!
文が区切れよく読みやすくなった!

変えて欲しいところ、
よくなったところ、
全て作文1つ1つに評価を
書いています。

作文も4クール目。
20文目に突入しています。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ