1人格闘した解き直しの時間。

4年生模試も本日終了。
1人、よく頑張っている子を
私は見つけました。

一通り解き終わる。
すぐ大問1に戻って解き直しが
始まる。

間違っていた問題に
修正が入る。

時間いっぱい、よく
見直しをしていました。


成績の良し悪し以上に、
この粘りの姿勢に成長点を
感じました。

算数はその子が1位でした。
2教科総合でも1位。
決していいとは言えない成績ながら、
前回よりきちっと伸ばし、
何か、夏休みを経てまた少し
変化したな、と思いました。


で、それ以外の子にはすごく
怒りました。叱る、ではなく、
割と感情乗ってました。

「何で解き終わって
20分もボケっとしてた?
全部合ってるとでも思ったのか?
しょうもない計算ミスも何個もある。
瞬間瞬間に真剣さを感じられない。」

模試は一過性のものですが、
解けないものを解こうとする
ギリギリに迫る思考を繰り広げる中で
一週間全力で学ぶに匹敵する
価値を得ることもあります。

できた…!できないかもしれない
問題に、自分なりに理屈を与え、
確信に導いた!


この経験がいかに大切か!


テストは、実力を測る機会であると
同時に、考え方の次元を
上げてゆく強力なトレーニングの
一つでもあります。

サラッと解いて、ボケッとする。
模試を受ける価値は半減します。

結果については、
親御さんから叱らなくても
いいです。
それはまた意味のないことです。

それより、次にある模試の時、
送り出す前に発破かけて
やってほしいんですね。
なんなら、毎回の小テスト
一つ一つにすら、
先生は満点を求めている、と
伝えてほしいんです。

一つ一つ。一歩一歩。
全てが丁寧に取り組まれて、
2〜3年の成長過程が紡がれてゆきます。

4年は、10月、11月、1月と、
模試を実施しようと思ってます。
大切なことを、そこで掴んでください。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ