仮想敵。

「今、君が悩んでいる問題を、

君の学校のトップの子が悠々と解いていたとしたら

君はどう思う?」


中学3年生に対する問いかけでした。


ちょっと前に部活と学校の忙しさを機に

休塾していた生徒さんでしたが、

部活の引退を目前に夏期講習から改めて

参戦をし、少し落としてしまった成績を

復活させるために応用問題に取り組んでいました。


「どんな問題でも、自分の支配下に置く。

当然そういう風に思考できるべきと考え、

多少自分に力が足りなくても粘って、

どんな基本に基づいてその問題が構成されているかを研究し、

自分に”いま”足りていないことは何かをもっと

真剣に考えないといけない。今こうやって悩みながら

やっと問題を解決できていることに満足してはいけない。

いつも、そんな問題ですらを悠々と解いている、

君の学校のトップの子たちを想定し、

自分がどうありたいのかということを考えないといけない。」


スタートラインは低いです。それは、

他者を目標にしているという点においてです。順位ではなく。

本来!戦う相手は自分であり、学習内容そのものであり、

自分の認識そのものなのです!

徐々に、意識がそういうところに向くようになって

欲しいなというように思っています。


今でも真剣に取り組んでいると思いますが、

もっと!熱量を。もっと!習得意欲を。


自分が存在するだけで、気温が数度上がるというくらいの

迫力で以って学習を行って欲しいと、

そんな感じの話をしてゆきました。

kojinkai

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