テスト対策期は、個々の
性質がよく見える期間です。
得意なこと、興味あることしか
しようとしない子、苦手ばかりに
向き合いすぎる子。
いずれもバランスを崩しています。
得意なことにはそんなに
手をかけなくてもいいというか、
塾に来ている時間にしなくとも
家でも楽しくやるはずですし、
苦手なことばかりやる子は、
もっと早期から取り組んで
おくべきであり、
もっと連続性を持って
向き合う必要があります。
その道のエキスパートとなるほど
天才なら関係ないですが、
基本的に、私の目から見ていて
天才という子は過去に数人しか
見たことがなく、
大多数の子は、できないことを
どうするか?どうやってできるように
工夫したか?という判断が
大切な人生を送り、
その連続によってよりよい
生き方を築くことができます。
頭の良し悪しの話を
しているのではなく、
今ある実力を最大限引き出す
計画性の話をしているのです。
どれくらい遠い未来を
見据えているか?
私がこの時期に望むのは、
せいぜい翌日の計画が
組み立てられるくらいの
計画性です。
今日はここまでやった。
明日はこうしよう。
とかいう計画性すらない
子が、実に大多数を
しめるからです。
明日は何をするのか?
という計画の立たない
今日の学びには
あまり意味はありません。
明日こそを標榜し、
計画を立てられる今日の
学習ができて、初めて
一歩目と言えるのです。
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