課題は、家でやるもの。
家でやれる力は、そのまま
自主学習する力に反映されます。
自宅でやることが難しい、
問題難易度にまだついていけてない、
そのようなケースの場合に、
月曜日学習会を開いてますが、
基本は、やり方を身につけたら
早急に卒業し、家で取り組めるように
すべきです。
自分でできない、という場合、
ほとんどのケースで、解説を
読めていない、例題を見直して
理解しようとしていない、
何からやったら全体が習得されるか
判断ができないのです。
当然最初は色々教えますが、
段々と、「解説読んで一回
自分で理解するように。」とか、
「この問題は、例題とほぼ一緒だから
例題読み直して解き方考えて。」とか、
投げるようになってゆきます。
最後には、「聞かなきゃ
分からないの?違うよね?」と
突き放しにかかります。
子どもは、意外と、自分で
全部やらなければ、と自覚したら
きちんとやれるようになるものです。
分からないのはしかたないことなのだ、
とか、解けないから諦めよう、とか、
結構すぐ思うものですが、
今週はなんとか自分でやってみてほしい、
この問題を全力で研究してきてほしい、
とかいうと、できるんですよ。
指導者が絞ると、やってきます。
つまり、それを、自分で絞れる
ようになれば、ほとんど全てを
できるということです。
分からないから、対象化する。
狙いを定めて研究する。
こんな頭ができあがると、
状況としては最良です。
学習時間が短い、学習が習慣化していない、
という場合、この状況になることは
少ない傾向があります。
宿題を増やした方が、むしろ
やるようになる。
不思議な逆説です。
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