不服を力に。

模試も終盤戦。


小5の模試は、算数の問題数、
難易度が比較的高く、
間に合わない子が多くいました。
点数で見れば、まあ苦戦してるなと
いったところでしたが、
内容を見ると、
「ああ、それ思いつくのか!」
「それ解けるようになったのか!」
と気付きの多い試験でした。

今点数が取れないことは全く
気にしなくていいです、なぜなら、
これから本科のカリキュラムを
踏んでいくことによって、
5年の夏から冬にかけて
ぐっとチカラをつけてゆきますから。
これからの学習によって、
どれほど伸びてゆくかを
楽しみにしていてください。


中3は、今回理科で全員削られていたので
自分が思っているよりかは成果が
出せなかったと思う子が
多かったと思います。

その他、全体的に中1の基礎が
抜けているところがあり、
地味に全体的に削られた
模試だったように思います。

足腰を鍛えるために、
課題量は小学生には劣りますが
結構増やして対応することにしました。

嫌だなあと思う子も
いるかなと思いますが、
まあこれくらいで嫌だなあと
思うくらいならば、
進学先で苦労するだけなので、
成績が上振れするまでは
継続してゆく予定です。

成績が上がらなければおかしいね、
というくらいには調整したので、
頑張っていただきたいところです。



ところで、今日印象的だったのは、
自分の成績に不服そうな表情を
見せる中3トップの子でした。
わずかに9割に届かず。

バレエもしていて、人一倍
使える時間が少ないにも関わらず、
よく自宅で取り組み、
それは小学生の頃から変わらず。

なんでもそうですが、
本気で何かに打ち込んできた子には
自分を見つめる厳しい目が
備わるように思います。
勉強でも、スポーツでも、
あるいは文化的なものにおいても。

自分の何がダメだったのか、
どうすれば改善できるのか。

与えられたものに意味を感じ、
自分に足りないものは何かといつも
考え、丁寧に習得してゆく、
与えられたものの意味を
汲み取ろうとする、
その視点がハッキリ
あるんだろうな、と。

感受性、というのは、
生きてゆく上でとても
大切なものだと思います。


今回、小学生の各学年のトップの子にも、
中1や中2のトップの子にはない
大切な感性を中3トップの子は
きちんと備えていました。

それはひいては、
現高1のトップの子も、
高2のトップの子も、
持っていた感性です。


下の学年は確かに賢いですが、
まだ人と比べているうちは
たりないです。

目標を掲げ、必ず達成しにゆく
自分との戦い、克己の感性が
早期に備わればいいなと
思っています。

また一段、大人になる機会を
得ることに繋がります。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ