三角形の成立条件は、
最も長い辺が
他の辺の和より短いこと。
これは、小1の長さ比べに
遡ることになります。
両端が揃っている時、
真っ直ぐな線よりも
曲がった線の方が長い。
この両端同士をくっつけることで、
三角形は成立することになります。
今日はそのことをコンパスを
用いて明らかにしてゆき、
さまざまな作図を通して図形への
理解を深めてゆきました。
附属生はすでに習っていたようで、
思い出しながら説明問題にも
果敢に挑んでいましたね。
これは、この後先のテキストの
場合の数でも扱うことになります。
たとえば、
(3cm, 5cm, 7cm, 9cm, 11cm)
の長さの棒を1本ずつ用意した時、
この棒で作れる三角形は何通りか?
というものです。
近年では大濠で出題がありましたね。
組み合わせ自体は、この場合
5C3=10通りあるのですが、
そのうちたとえば、
(3cm, 5cm, 9cm)のような
組み合わせの棒では
三角形が作れませんので
それらを除外する必要があります。
将来的にはここら辺に繋がるように
カリキュラムは進行してゆきます。
分かる、楽しい!が、
この後、こんな風に問われるのか!に
繋がってゆくと、算数の世界観の
広がりをもっと楽しめるように
なってゆきます。
どんなに苦戦しても、毎週全力で
少しでも分かることが増えるように
取り組んでゆくのがいいでしょう。
本格的には来年度からですが、
今しっかり多様な考え方に
触れておくことは重要です。
さあ、来週も楽しんでゆきましょう!
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