地理を体系的に学んできた
生徒たち。歴史は江戸の終わりに
向かって進んでいます。
この近辺は学校では扱わない内容も
かなり多いので苦戦することも
多いところです。
しかし、だんだん地理の内容と
融合していっているので、
地理の復習も兼ねて色々
質問しながら進めてますが、
その辺が社会科の面白いところです。
地理も歴史も公民も、
学び進めて深く理解すればするほど
全てがどこか共通点をもって、
まさしく、社会そのものの
根本、あるいはシステムの進化の
あり方に気づいてゆく瞬間が
出てきます。
その意味では、やはり公民を
6年頭にもってきたのは
私は失敗だったかと思います。
公民は、歴史を知ってこそ、
意義深いものだと感じられる
教科なのです、本来は。
社会科は、問い方が鋭い子にほど、
捉え方が豊かである子ほど、
本当のところに接近できる
教科です。
教える先生の資質、
与えてある資料ももちろん
重要ですが、何より大切なのは、
まとめ直すとか、何度も読むとか、
疑問に思ったことを聞いたり
調べたりしてみるとかいう
主体性なんですよね。
中学受験生のライフスタイルとしては、
普段はがっつり国語と算数、
空いた時間や寝る前は
社会や理科の資料読み込みや
まとめ直し、調べ直しといった感じに
なるかと思います。
まあ普通はやらないでしょう!笑
しかし、普通でないから、
自分は他とは違うからという
ある種の矜持があるから、
人は成長してゆくのかと
思ってもいます。
そういう心を持てる子は希少です。
しかし、現実的には存在していて、
やっぱり上位私立に行っても
国立や公立一貫校に行っても、
一味違うなと思わされるのです。
そういう意味ではこの学年の子は
割と自主的に朝活してる子も
多いみたいで、これからが
楽しみでもあります。
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