基礎とは?

基本とは、物事の軸になるものを
あらわし、
基礎とは、物事の土台となるものを
あらわしています。

基本が分かっていない、
基礎ができていない、と
我々の業界では無意識に
使い分けなされてますが、
実際はある程度きちんと
区分して使い分けてる
先生の方が多いと思います。


基本的な認識をきちんと育てて、
基礎的な知識をきちんと定着させる、
などのように。


つまり、分かってないからできないのか、
修練が足りないからできないのか。

これがどっちなのか、ということは
重要な視点です。
指導者にとっても、生徒にとっても。

分かってない相手にどんなに
基礎的な問題を反復させても
ペースが上がらないのは
目に見えています。
確かに量を与えれば
なんとかとりあえずはなりますが、
実際きちんと分かってはないから、
土台を作るための地盤が
脆弱であるので応用がききません。

一方、基本的なことが分かっている
相手に同じ問題ばかり解かせても、
負荷がかかった際に耐えうる
思考を実現することは難しいです。
負荷を与えてこそ、その負荷に
耐えうる細かな、少しずつ
ずらした演習の重要性に
気付くのです。


めんどくさい基礎基本ですが、
ここを省いては本当に頑丈な
応用力は育ちません。

やはり、真に能力が開花するのは
応用問題を与え出す小6や中3ですが、
その前段階としての
小4や小5、中1や中2段階での
当たり前の基本の理解と、
基礎の修練は必須です。


「え、そんなのも分からずに
どうやって授業受けてきたの??」
と思う子に出会うことも
時々ありますが、
そんなわからない時間を
たっぷり無駄にしてきたと思うと、
私はもったいないなと思います。
その子たちは、やっと学校の
授業を分かるようになりますが、
その間、ほかの子はどんどん
それまでの基礎を経て
大きな建物、ないし、思考の城を
形成してゆくのですから。

やっぱ、やっていたかそうでないかは
大きな差を生む要因になります。

努力しない子は大して脅威にも
ならないですが、努力を重ねて
重ね続けてきた子には、
何もしてこなかった子には
及ばない世界が、時間が経つごとに
広がってゆくのです。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ