テスト期間に突入。

中1は、今週終わりから
課題がゆったりとなり、
いよいよテスト対策という
ムードを作ってゆきます。

最初のテスト対策は割と重要で、
今後どう動いたらいいか?ということの
方向づけにもなります。

今回のテスト期間で正したいのは、
形骸化された学びです。
間違えた問題に印が入る、という
ところまではクリアできてますが、
印が入ったところを何度も
間違える、というのが非効率。

他の学年もそうなのですが、
何で同じ問題を何度も間違えてるのに
同じように赤で書いて終わってるのか?

間違えたものは、
「二度と間違えないために
何をしたらいいのか?」
と考えるべきです。

まとめ直すしかり、
寝る前に間違った問題を見直すしかり、
解き直す前に間違えたところに
関連する教科書の内容を見直して
マーカーするにしかり、
とにかく問題集だけ解いて、
何度も同じ問題を間違えて、
成長はないのに勉強した感だけは
あるみたいな下手くそは絶対に
育てたくありません。

勉強には時間がかかるのです。
だからこそ、かかる時間は短い方が
いい。大体、同じ問題を3回以上
間違うなんて、何も考えてないのと
同じなんです。
間違う前に何を考えたの?
どう対処したの?
これは、案件なのです。



間違う前に何をしたらいいか?
どんなことを理解したらいいか?

その発想がないまま間違いを
何度も重ねては勉強した感を出す
不毛な学びは少なくありません。

成績が伸びない多くの理由は、
そもそも同じことを何度も出来ないのに、
できないことを直し、
勉強をしたというポーズをするのが
勉強だと勘違いしていることにあります。

「それ、どうすんの?」

真顔で聞いてみたいです。
間違い一つあるだけでも
私は許せません。
間違ってはいけないということではなく、
それを一瞬でも放置しようと
気を緩めるのが許せないのです。

その意味では、結構上位層と中位層では
実力差がそんなには大きくなく、
まあ、一回本気で分かんないことを
なくしてやろうというガチな姿勢と、
方法の改善が上手くマッチングしたら
いい感じに順位は上昇します。


しかし、これはかなりの確率ですが、
自分を変えようなんて本気で思ってる
人間なんてほとんどいない。

中学生なんて特に忙しさを
言い訳にしがちだし、
高校生なんてもっとそうだから、
小学生で変わらなかった子は
中学生ではもっと変わらないし、
高校生でなんてもっと変わらない。
ことが多い。

しかし、時間をのばせって話でもなく、
考え方を変えろって話なんです。
そこを受け入れて、変化できるかが
中学生にとって重要なことかと。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ