授業中断の理由。

今日、5年の授業を強制中断しました。
熱心に聞いてた子は
驚いたかもしれませんが、
私が最も嫌う行動が半数以上に
見られたので、たしかに授業時間は
終わりに差し掛かっていましたので
終わりにしました。

私は、生徒が授業を受けるにあたり、
授業時間の倍以上を準備に充てます。
資料も読みやすくするために
表現を変えたり、その学年には
特別にこんなことを教えたいと
内容を差し替えたりしながら
1時間1時間に気持ちをしっかり込めて
やっているんです。

そもそも、前回の地理のテストで
70点を下回った子がいたことも
正直勉強不足だと感じましたが、
今日の態度は私を怒らせるに
十分なものでした。

後ろで中高生も自習してましたが、
彼ら彼女らは私が何に怒っていたのか
きちんと理解していました。
この子たちも長く通う子たちで、
私が何を許さないかを
よく分かっています。
まあ怒るよな、って顔をしてました。


私が伝えたい、と熱心に話している最中、
どんどん資料を片付け、終わる準備を
して、最後の話を聞くことを
放棄していたんです。


ああ、聞く気がないのだな、と。
この子たちに、私の準備が
どれくらいのものなのか、
想像できないものなのだな、と。

もちろんきちんと聞いていて、
突然授業が中断した理由が
分からない子もいたと思いますが、
私も一人だけが片付け始めた
くらいなら諌めて終わるつもりでした。
が、半数以上がそんな感じだったので、
相手の努力に対する敬意も払えないなら、
とりあえず今日は話すことはない、と。

もちろん今日話さなかったことは
翌週フォローはしますが。


私はほとんど怒りません。
怒ったところを見たことがない学年は、
私を優しい先生だなと認識しています。
甘い先生だという認識を
もたれたこともあるくらいです。

が、人としてのマナー、
自分に真摯に向き合ってくれる
相手への最低限のルール、
それは理解すべきことかと思います。
私はそこを破ることを許しません。
遊びでやってるわけではないのですから。

来週は、なぜ私が怒って中断したのか
説明するつもりです。
そんな心の向き合いも
必要かなと思うからです。

この子たちとは、まだ本心で
向き合ったという感じは
なかったので、これがよい
機会になればいいなと思ってます。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ