努力をひけらかさない強さ。

5年生は地理総合テスト。
北海道地方から近畿地方まで。

結果を見ていると、これまでの
模試の結果から鑑みると
上位にいそうな子はなぜか
下位にいて、随分周囲を
甘く見たもんだなと
一回反省すべきかと思いました。

この学年の一番の課題は、
点が取れない子よりも、
点が取れる子にあります。
詰めが甘い。能力に実力が
完全に負けています。
それは、全て過信に基づきます。
その差は、秒で埋まる差です。
才能はあるのに段々と
埋められて、エヘッて甘えるのは
わたしは許しません。


逆に、今回1位だった子は
当然自宅での取り組みも
丁寧だったと思いますが、
もう一つ評価すべきことが
ありました。

曖昧に考えた問題と、
答えられなかった問題に全て
☆マークがついていたのです。
解けてる解けてない以前に、
自然とその動きに至っている点に
その子の心を見ました。

すでに、テストを次に繋げようとする
感覚がそこにあったわけです。
解き終わった後にこそ、本物で
あるかどうかが分かります。


先の将来を見据えて、最も大切なことは、
今点がとれることではなく、
目の前の問題一つ一つにどう
丁寧に向き合ったか、です。

虎視眈々と、地に足をつけて
前進し続ける素直に
勝る才能はありません。

今できること、など、
その後誰かができるようになること。
変化し続ける意志こそが、
才能を開いてゆくための
エビデンスなのです。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ