余りを使いこなす。

たとえば、12で割ると7余る数は
7,19,31…となる。

3桁で最大のそのような数を
求める方法を考える。

たとえば、
999÷12=83あまり3となる。
なので、999は12で割ると
3余る数になる。

だから、
これを7余る数に変換するには
999-3+7=1003とする。

これは4桁なので、
12の倍数は12ずつ変化する
等差数列になっているから、
1003-12=991が、
3桁で最大の、12で割ると
7余る数になる。

余り、というのは余分な数。
引けば割り切れるし、
足せば余りは増加する。

この辺のあまりの考え方が
今週の5年生の学びの
争点の一つになっていた。

まだ今週だけではこんなに
スッキリした理解に届いていない子も
多かったように思われるから、
来週以降繰り返し小テストかな。

整数の問題は、中学はそうでもなくて
高校以降かなり難化する。
具体性が求められるから、
機械的に処理し難い領域。

しかし、ここが理解されると
本当に数量の理解がさらに
スムーズになる。

今週来週、再来週と繰り返し
小テストに繰り出すので、
その中で完全な理解に
近づけて欲しい。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ