冬の講座が終了しました。

 面積迷路を、スピード編、ひらめき編とガンガン解き進めた4年生。通常授業を淡々と進め、予習、復習、テスト対策、ペナルティ課題を時間の限り回し続けた5年生。受験対策で各校対策に力を入れた6年生。

 

 受験生は、今年は成穎清和を受けた子は危なげなく全員合格し、トップの子は清和に特奨Sで合格しました。全く緊張感もなく、受験前日も”明日受験だったっけ?”とか言い出したり、”がんばろうねー♪”ってみんなで踊っているくらいの感覚で、例年ではそういう面でもっとも緩かった学年のように思いますが、一方自宅では夜な夜な自宅学習に励んでいたということを親御さんから伺い、どんなに私の前で表面緩くても、家でやれる子は強いと確信した年でした。家で勉強しているならば、良しです。

 

 中1・中2は、徹底的に英語をしました。公立生は最も英語が苦手な子は英文書き取りが2000を突破し、「これだけ書くとさすがに英語が分かってきました。」とニコニコしていました。確かに確認テストを見ても文型が整った英語をかけており、あとはボキャブラリーの問題だというくらいには成長しました。中2は進出文法が中高の中で最も多い学年なので、ここをサボらなければ多少安心感が出てきます。

 私立・一貫校の子は公立の子よりは英語ができるので、数学の予習に残った時間を割きました。解の公式を用いた二次方程式の解法及び、因数分解を用いた二次方程式の解放までを終え、「独学でそこまで出来てたら、人に説明してもらって身につけるっていうのはめっちゃ簡単なことだよね。今後も数学は独学を意識して先回りで勉強しないとダメだよ。」と指導できるまでになりました。確認テストでできなかったタイプの問題も自習や自宅学習で自分で考えてやり直しを図るようになり、実に戦略性が身についてきたなと受験期が楽しみになりました。

 

 中3生は、レベルがそれぞれに異なります。全学年で最も各人の課題が異なる学年で、指導に手を焼いてきており、講師の手も借りながらやってきました。リーサル・ウエポンのグループは数学を徹底的にやりながら、ウィンパス英語の基本問題の周回を猛烈にやりまくり、基礎レベルでのエラーがほとんどなくなったと共に、理科社会においても周回速度が上がってきて、今自分が何を必要とし、どんな演習をすれば良いかを頭でも体でも理解していることが読み取れます。国語の実力も上がってきており、公立生の子がこの冬で格段に国語の力を上げたことは驚きを含めて評価に値しました。

 

 いい冬でした。個人的には大満足な講習でした。