それぞれの人に、それぞれのゴールデンタイムがあるのかもしれません。ある中学生にとっては、4時半起きしてからの6時半までがゴールデンタイムと聞きましたし、高校生だった私にとっては22時〜1時までの3時間がゴールデンタイムでした。この時間は、親も弟たちも寝静まり、一人居間で静かに学習できる時間でした。寝る直前には単語帳の見直しの時間や、生物・社会の見直しの時間としていました。
3時間。これが、高校生の私にとっての最低限の時間でした。予習や課題が重なれば、3時4時までやってましたが、土日に寝られるしいいかくらいに思ってましたし、予習は必ず完璧に行ってましたので、最悪授業中寝るという選択肢もありました。
中学生や高校生は、こういった自分の”学習のゴールデンタイム”をちゃんとルーティンの時間として位置付けているでしょうか。おそらく、今の全生徒はそんな時間とってないでしょう。なぜなら、私が思うほど結果が出ていないからです。想定内の増減で成績が推移し、それはたいていの場合考え方と習慣に左右されているものと思います。何より、成績を本気であげる気のない時間の使い方をしている人がここ最近は特に目立つので、来年度は強く生活一般まで視野を広げて、本来終わっているはずのことを終えられていないという点に関するツッコミを強化していく予定です。
指導者が支配できる範囲での成長や失敗って、君たちの望むものなのでしょうか。その点を強く問いかけながら、改めて塾生としてのモデルはこうであるというメッセージを伝え直さなければいけないと思った次第です。
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