ついに、2月の小6講座への飛び級を前に、割合や図形をはじめとする最終チェックに突入しています。まとめ回の再演習もしていますが、もう解けない問題がありません。彼は言いました。
「先生、冬休みに3週間も空くからってスッゲーたくさん宿題出してたじゃないですか!あのときに時間がいっぱいあったからなんとかしようと考えてたら、あ、それだけか・・・って気づくタイミングがあって、それからいろんなことをどうすればいいかわかるようになりました。」
冬休み明け、冬の課題のどの問題をさせても出来ました。ちゃんとやってくれていたんだな、と。
「先生、ここはもういいですよ、出来ます。やって見せてもいいですけど、一瞬で終わりますよ。ほら。これまで習ったこともだいたい宿題にしておいて大丈夫なので、どんどん先を勉強したいです!」
難関講座を始めた段階では、分からないことも多くて意欲も低迷しがちでしたが、もう手持ちの鍛えてきた道具でほとんどのことを解決してしまえるようになり、続けてみるものだな、と。そして、半年に渡る時間の中で、小4上、小4下、小5上という3冊の分厚い教材を解きこなし、アホみたいな量の計算ドリルもこなし、思考力が開花してきた感があります。すでに私よりも計算が早いですしね・・・^^;
そして何より嬉しかったのは、意識的に読める字を書いてくれるようになったことです。あんま自慢にもならないのですが、「ほら、読めるでしょ?」って自慢してくるあたりがまだまだ幼く、小4っぽいというか。
もともと小1の時からの入塾で、持ち前の分け隔てない性格や、最年少ということもあり、先輩たちからも随分可愛がられながら過ごしてきた生粋の子です。これだけの実力を持ちながら、あえて”私から習いたい”とずっと言ってくれて、信頼して付いてきてくれている子です。そんな日々を、もう3年過ごし、4年目に入ります。その段階での飛び級は、私にとっても感慨深いものがあります。
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