指数と累乗。

 準備講座をしていても、定期テスト対策をしていても、ポツポツミスが出始めるのは大体累乗が四則計算に絡み始めた時からです。今年の新中1の学年も、ほとんどの生徒が既にこちらの計算に突入しました。

 

 自分でまとめを読み、「うん!」と静かに頷き、問題演習に取り掛かるまでおよそ10秒程度でしょうか。加えて、自分で間違えにくいような整理法も独自に編み出して、どんどん工夫してくれるようになっています。基礎教材を解いている時には、喉から言葉が出てくる寸前のところで押し殺し、「まだだ、まだ。」と我慢をし、演習教材の中でも工夫が見られなければ指導しようと思っていました。しかし、それもほとんど不要です。待って正解でした。

 

 鬼畜だと言われるギリギリのセンで課題を課していますが、学年トップを目指したい、学年上位を目指したいと、本当に小学校低学年の時から一切ブレない勝負へのモチベーションを携えています。この、何か自分の気分や周囲の状況に左右されない安定した気持ちを持っていることが、この子たちの強みだと実感します。

 

 

 もう明後日で計算の領域も終わり、金曜日には文字式の基礎教材に戻って演習をスタートしていきます。そして、来週にはそれも終わり、演習教材に突入していくことでしょう。中学受験の対策をしてきて、特に算数は強めに演習してきましたので、もう余程のことがなければ数学でつまずくなんていうことはないでしょう。苦手もありませんし、今後に期待ができます。

 


kojinkai

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