国語も、形ある教科の一つです。
問題形式は、主語を聞くもの、
述語を聞くもの、
修飾語を聞くもの、
指示語の内容を聞くもの、
理由を聞くもの、
言い換えを聞くもの、
要点を聞くもの、などなど、
色々問題に形式はありますが、
それらをいかに形あるものとして
とらえているかがポイントです。
難易度が上がる4.5年生からは、
接続語や接続助詞の関係、
それらがない、文相互の関係、
段落の要点、文全体の要点まで
捉える必要が出てきますが、
基本の解法に関しては
公式的に処理できるものが大半です。
国語は、読書量がものをいうと
いう指導者もいますが、
私は必ずしもそうではないと
思っています。
たしかに前提的な知識は
あるにこしたことはありませんが、
何より、問題種別ごとの基本解法を
理解していることが
大切なように思います。
これは、入試突破に限った
前提ではありますが。
読書量が多い子は、たしかに
国語が得意な傾向はありますが、
得点力にムラのある子も多いです。
読むのが楽しいというのと、
的確に読み、説明できる
というのは別の話です。
算数と同様に、技術を
学ばなければなりません。
授業のエッセンスを理解し、
解き直すプロセスで、それを
いかに反芻できるかが、
大切です。
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