なんというか、あともう少し
完璧ならば敵はいないのにな、と、
そんな風に思う子は毎年のようにいます。
何かが足りない。
それは、生活習慣であることが
大半です。
そもそもの話ですが、
ゲームばかりやって必要なことを
やれないのは三流です。
自制心というのは、
賢さの基本なのです。
自分で自分を抑えられて
いないんですよね。
もうスタートラインにも
立っていないと言えます。
そのような子は、100%
伸ばせませんでした。
毎日5時間くらい拘束するような
塾なら変えられたかもですが、
うちには無理な相談です。
そして、ゲームなどの娯楽を楽しむために、
必要なことを最大限効率的に
こなして実力に応じた結果を出す、
これは二流です。
地方の公立校で学年トップとか、
中堅校でトップとか、その
付近にいる子は大体この感じです。
要領はいいのですが、賢さとしては
取り組みによってはまだ
伸びる余地が全然あるのでは?と
思う子は大抵、よく弁えてます。
だから、壁を越えないんですよね。
言われた以上のことをなかなか
しませんからね。
ある程度の賢さから、
本物の賢さに移行するには、
精神的な成長が必要、
少し高めの目標が必要です。
一流の子どもなど、1パーセントにも
満たないと思います。
少なくとも、娯楽以上に学ぶことを
重視できる性質、とか、それを
当然と思う環境、関係が子どもを
取り巻いていることが
トリガーになっておりますから。
多分別次元の人なのです。
このような子に出会うのは
本当珍しいことです。
完全にそうではなくとも、
少なくとも必要だからそれを
学ぶのだ、と言われるよりも、
そこからどんなことに気付いたのか?を
楽しく語ってくれる子に
段々と育っていって
欲しいということはいつも思ってます。
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