言葉は信用しない。

客観性を欠いてはならない。
これは指導の鉄則ですが、
中1の学年はある程度
信用をしていたところがあり、
そして今日、そっくりそのまま
信用が不信に反転した
日となりました。
ちゃんとやっていた子は
たった1人でした。

先週はあれほど「頑張ります」みたいな
顔をして頷いていたのに、
本当に裏切られた気がしました。

もう言葉を信用しません。
行動のみを信用します。

適当でいい、志望校を
下げてもいいし、志望校に
受かったとしても上位で
なくていい、夢も制限されていい、
それならそれなりにしか
私もやらなくていいんだと、
楽だなと思います。

下げた先を「第一志望」と
言ってしまえば全員
第一志望に合格したことになりますし、
上位で合格しなくとも
あとを放っておいていいなら
ほとんどの子は卒業したら
ほとんど関わることはありません。
私はどれだけ楽でしょう?

しかし、それ以上を目指すからこそ
緊張感が高まり、
短い時間が意義深いものとなり、
得るものが多くなるものです。

常に緊張感を持ち、
当たり前の感覚が
高い次元にある子たちと
ひりついた空間を共有したい。

少しは大人になったと思ったら、
まだまだはっきり子どもでした。
期待した分失望も大きく、
しかしながら改めて私は
この子たちに客観的に、
そして厳しい目線で指導する
準備が整いました。

まだ完全に信用を置くのは
一年か二年先になるかもしれません。

kojinkai

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