目的意識と、気持ちと、努力。

今日の中2の数学小テストの中の
連立方程式の問題は、難易度が
かなり高かったです。
これが公立の過去問だというから
恐ろしい、過去に上の学年の子で
解けた子も1人しかいなかった、
そんな問題をそろそろ
仕込んでもいいだろうと思い、
仕込んでみました。

なんと、1人完答者がいました!

うちに通い始めたのは
小学2年生から。その当時から、
全国トップクラスの問題を前に
1時間も2時間も集中して
答えが出るまで試行錯誤して
粘るタイプの子でした。

小学生の頃はなかなか
明確な芽が出ずでしたが、
しかしながら本当その粘りの中に
ぶれない精神がありました。

今回の模試では、数学は塾内トップでした。
今回の小テストの難問にも
早々にケリをつけて
何度も検算していましたね。


実は以前こんなことがありました。
「明日テストだから塾休んでもいいよ、
と言ったのにきちんときたね。
理由はある??」と。
おかしな質問ですが、私は生徒を
結構信用しているので、テスト対策を
本気でしたいから休みたいとかいうのは
大いに歓迎しています。
しかし、その時彼が言った言葉が
かなり印象的でした。

「僕はこのテストを受けにきたので。
自分のレベルアップになると思うから
休みませんでした。」

その時のテストは、成穎の子たちが
来ないかもしれないという理由で
少し緩めていたのですが、
彼にはその一件だけは申し訳なかったと
ひとく反省し、それ以来どのテストも
明確な目的を持って作ろうという気持ちを
たやさないようになりました。

体は大きくなっても、
そんな純粋な知識欲はほとんど
あの頃と変わっておらず、
今日の一件を見ても本当彼は
好印象にうつりました。

私立に通って本当に良かったね。
求めるちょうどいい目標が、
そこにはたくさん転がってて、
今回初めて3教科で偏差値60にも
到達したからね。

私にとっても悲願の結果でした。
このまま、素直に素直に
伸びていって欲しいと期待しています。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ