偏差値というのは、
色々批判されることもあります。
母集団の問題はもちろん、
テストの切り口によっても
数値は変動しますからね。
しかし、それによって一定の
能力を測定して、向上を測るのは
理にかなっています。
当然そればかりが目的化するのは
つまらないのですが、
色々学んでいく中で向上してゆくのは
成長が感じられてよいものです。
今日、5年生に偏差値とは何か?という話を
簡単にしてゆきました。
小学生には、受験型の模試と
標準型の模試を受けてもらいますが、
大体は標準型であり、満点を
とっても偏差値70には
届かないことがしばしばです。
平均点高いですからね。
できる子は大体
65から68くらいを推移します。
ざっくりしていますが、
小学生の時に標準型の模試で
偏差値60を超えている子はほとんど
西高に合格してしまいます。
結構簡単にですね。
一つの基準にしている数値です。
ただ、結果も重要ですが、
最も大切なのは、できないことを
いかにできるようにするか?という
意識と技術と、努力のあり方です。
小学生は、結果よりもむしろ
そっちの方を大切にしており、
模試も総合テストも、
そのためにやってるようなものです。
結果的に、同じ偏差値60台でも、
努力してそこに乗せた子と、
能力に感けてなんとなく
乗っていた子では中学生に
なってからのパフォーマンスが
全然違います。
ほとんどの場合は結果が逆転します。
だからこそ、力がある子にも必ず
負荷をかけることを
忘れずにするようになりました。
努力は能力を超える。
一定水準までは間違いなく
成り立ちます。
高校に入ると、露骨にそれが
表れるようになります。
今成績が良いからといって、
高校に入ってからそうであるとは
限りません。
明らかに学びの姿勢が緩い場合は、
成績がいかによくとも、
軽視してはならない黄色信号が
ともっているとおもっていいです。
絶対成績落ちますから。
そういう意味で、
今の五年生や六年生、
中一は、はじめのパフォーマンスこそ
そんなに高くはありませんでしたが、
今は上のどの学年より
ハイパワーな学びをしています。
この調子でさらに気持ち高く
学び進めてもらいたいと思っています。
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